天気のよい日曜日の朝、仕事はあきらめ子供の相手をすることにした。
近くの「少年・自然の家」で笹団子作りに参加。市営の施設が一般開放
されているのだが、告知が足りないせいか、参加グループは数えるほど。
行ってみると、顔見知りのおばさんたちがボランティアとして団子作り
を指導してくれた。山から採ってきた笹の葉と、わらで団子を包み、戸
外で火を焚いて、団子をゆでた。
10個ほどの団子をお土産にもらってお昼に帰宅。早速、近所のおばさん
たちにおすそ分けしようと思って訪ねてみると、隣の家に近所のおばさ
んたちが集まって、わらじを作っていた。というわけで、午後はわらじ
作り見学。こうやって、昔ながらの伝統や技術を継承していくのだなぁ。
その気になれば、いろんなことを教えてもらえる環境にいるのだと改め
て認識。よいところに来たものだ。不器用な私に身につくことがあるか
どうかは疑問だが、こういう景色が子供の記憶に残るだけでもありがた
いと思う。