隣の部屋でひとり延々とバトルごっこを繰り広げていたしんちゃん。疲れたのか、眠いのか、おかあさんのところに無言でやってきて、しなだれかかると突然、泣き始めました。
理由を訊くと、
「ぼく、死にたくない!」
この間、「死」について訊かれたとき、「みんないつかは死ぬんだよ」と説明をしたのを覚えていたようです。
「死んだら、みんな仏様になるんでしょう?」と言いながら、でもまだよくわからない表情。(おかあさんも、わからないんだけど。)
「誰がいつ死ぬかは、わからない。でも今は生きてるから、いつ死んでも困らないように生きてたらいいんだよ。死んだら、ここからいなくなるから寂しいけれど、それで終わりというわけじゃない。ひとつの命が消えても、また新しい命も生まれるから、命はずっと続いていくんだよ。しんちゃんが食べるお米や野菜やお肉や魚も、みんな命をもらってるってことなんだよ。命をもらって、しんちゃんは生きてるんだよ・・・」
などと説明しているうちに、わかったのか、退屈になったのか、またいつもの表情に戻って、ケロリンと別の話を始めて笑うしんちゃん。多感なお年頃ではあるようです。
*土曜日にカレー屋さんで撮影。 ものすごい食欲でした!