恋のゆくえ

今朝、薪ストーブをたいていたら、地元の知り合いが薪用の雑木を
持ってきてくれた。寒風の中、うちの庭まで運んでもらったので、
薪ストーブにあたって休憩してもらうことに。彼は地元に暮らす数
少ない若者だ。

コーヒーを飲みながら、彼がふっと秘密を漏らす。今、つきあって
いる彼女が私と同郷で、お好み焼きやソースにうるさく、もちろん
奥田民生も大好きなのだとか。彼のお母さんには内緒の話なので、
そばで聞いている息子にも、「言うたらあかんで」と言い含める。

とは言っても、近隣の街をふたりで歩いていたら、ここの小学生に
みつかり、その後すぐにお母さんから「あんた、今誰と歩いてんの?」
と携帯に電話があったという。
また、オープンしたてのスーパーをふたりで歩いていたら、ここの
保育園の先生に肩を叩かれたとも。

おかげで、保育園の先生や保護者のママさん方から、うるさく言わ
れなくなったらしい。実は、去年の春、新卒の保育士の先生が赴任
してきたので、みんなからいっせいに「あの先生はどう? アタッ
クしなさい!」とけしかけられていたのだとか。

で、つきあっている彼女だが、この間、ドライブと称してこの辺り
に連れて来て、「こんなとこ、どう思う?」と聞いたら、「うわ~、
携帯の電波が入らない!」という反応だったらしい。

う~む、年寄りばかりの過疎地区に若い女の子が嫁いできてくれる
だろうか? 他人事ながら、心配だ。がんばれ、かっちゃん! 恋
のゆくえを見守っているぞ。

その後、私はソーシャルネットワーキングで20年ぶりに交流が復活
した大学の同級生に会いに行くのであった。その話は、また明日。

satleo

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