春の便り

屋久島の友人から桜の写真が届いた。寒緋桜は終わり、今はソメイヨシノだとか。
ウグイスもしばらく前から鳴いているらしい。

ここでも最近、鳥の声がよく聞こえるようになったが、まだウグイスは鳴いてい
ない。実はきょうも昼から吹雪いているのだ。この調子だと、また積もりそう。

この時期、受験や進学にまつわる話をいくつも聞く。子供自身の意志で学校を選
べる年齢ならともかく、幼い時期の受験というのは、子供のためと言いながら、
親のためという気がする。学校側だって子供じゃなく、親を選んでいるようなも
んだろう。

この学校なら安心できる、なんて言う親は、「私は家庭や地域での子育てに自信
がありません」と宣言しているようなものではないのか。私だって自信はないが、
家の中が楽しければそれが一番。こうやって家族みんなで毎朝、毎晩、ごはんを
食べて、喧嘩したり笑ったりできる生活を、今は十分に楽しみたい。

いずれ子供が巣立っていくまでは。(今は、自力で巣立っていけない子供が多い
けど…。)子供にとって一番大切なのは、学校ではなく親なのだ。

*屋久島の桜
sakura

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です