昼間、近所の奥さんと一緒に街に行き、しばしのティータイムを楽しんだ。
だいぶ前に二回ほど訪れたことのある由緒ある古い邸宅を利用したレストラン。
久々に来てみると、お庭が見えるモダンなカフェが増築されていた。単なる空き
地だった駐車場も、有料駐車場に様変わりしていた。
現在、妊娠中で「食べていないと気持ち悪い」という奧さんは、飲み物とトース
トを頼んだが、このところ食べすぎに注意している私はぐっとこらえて飲み物だ
けを頼んだ。(が、結局、トーストのおすそ分けをもらってしまった!)
昼下がりのひとときを楽しんで、さあ帰ろうというとき、てっきりお店のお客は
駐車料無料になるものと思っていたら、「1500円以上の飲食」が条件だと告げら
れた。でもって、私たちの飲食代は1300円余り。がくっ。
そして駐車場を出ようとしたら、駐車料金は700円也。ああ、これなら我慢しな
いでケーキセット食べた方がよかったと後悔の嵐。(いや、ダイエットのことを
考えれば、これでよかったのだ!)
それにしても、以前は趣味やこだわりでのんびりやってるお店に思えたのに、絶
好の観光スポットに位置していると、こんな風に変わっていくのだろうか。
夜は珍しく仕事の打ち合わせで、さらに街中のおしゃれなスポットに初めて足を
踏み入れた。あまりのロケーションのよさと、雰囲気の豪華さに入り口でちょっ
とひるんでしまったが、一歩中に入ると、若いスタッフが明るく迎え入れてくれ
た。店内は気取った雰囲気もなく、カジュアルなのに、風景や食事は豪華だった。
聞けば、ここの経営者は30代の東京人だという。
最近は、街中の町家などの物件もほぼ東京勢に買い占められているという話も聞
くが、都人の古いやり方に風穴を開けるという意味では、いいことなのかも知れ
ない(!?)。世の中は厳しいのだ。
*せっかっくのすてきな店内の写真ではなく、デザートの写真。これじゃ、わか
らない?