昨日、あんなに贅沢な山の幸を堪能したあと、夕方は子供の
習いもののため、街まででかけたのだが、トンネルがいくつ
も続くこの山間地区の道路を走っていたら、いきなりトンネ
ルを出たところで渋滞していた。私を入れて4台ほどの車が
連なり、さらにもう一台が反対車線にはみ出している。
いったい何事かと思ったら、とろとろと車列が動き出した。
と、道路の真ん中に動物の死体らしきものがある。さっきの
車は、動物をよけようとして反対車線にはみ出したようだ。
恐る恐る見てみると、サルだった。仰向けになって、口を開
けたまま目を閉じて白くなったサルの顔が見えた。ほかの動
物と違って、人間に似ているだけに、なんとも言えない気持
ちになった。
私たちは我がもの顔で山の中で車を飛ばしているけれど、山
にはいろんな生き物が生きているのだ…。
そう思いながら、きょうも車を走らせていたら、トンネルを
出たところでサルの一団が道路を横切っていくので、ビック
リした。幸いなにごともなかったが、心して運転しなければ。
＊久しぶりに街の図書館に行った。
