今朝も三人で食事をしていたら、7時半頃に電話が鳴った。
まさか実家の親ではないだろうし、恐らく夫の上司だろう
か。そろそろ出勤時刻の夫が席を立って電話をとった。
幼い女の子の声で、「Yですけど…Sくんは?」
と、息子は面倒くさそうに電話をとって、「あ? 90円や
で。ああ」 ガチャ。
朝っぱらから事件かと思って緊張していた私と夫は一気に
脱力。同級生がノートの値段を聞きたかっただけのようだ。
しかも、息子のそっけない態度。
子供には子供の世界が広がっているのだろう。
びわ湖畔に暮らす翻訳家の物語