遠距離介護は苦労か楽しみか

毎週末、帰省するのはいろんな意味でしんどいが、
帰りたいから帰っているので、身体は疲れても辛い
わけではない。こうやって毎週帰ることで、両親が
自宅に帰ってくることはもうないのだという事実を
身を持って認識している気がする。その寂しい気持
ちに、少しずつ慣れていっているような…。

しかも父と母、それぞれと一対一で過ごす時間なん
て、こういう状況にならない限り、持てなかったは
ずだ。心で思っていることを、ちゃんと言葉で伝え
る時間をもらったのだ。

特に父は、たびたび会いに行かないと、私のことを
忘れてしまう。いや、実際に会っていても、途中で
私のことがわからなくなることも。今回は私に向か
って、私の悪い点を話してくれた。でもって、それ
がけっこう真実をついていて最後に、「まあ、最近
になって、その性格も治りかけとる」とフォロー(?)
が入る。笑えることも多いし、今まで知らなかった
父の一面が見えたりして、とんちんかんな会話も楽
しい。

それから特別なことがない限り、従姉と一緒に施設
に通うので、久々に従姉ともいろんな話ができる。
大変だと思うと苦労になるけど、実は楽しい時間を
もらっているのだ。

(その分、夫と子どもには迷惑かけてるけど…。)

*病院の近くには、民家とは思えないような門構え
 のお宅が多い!
7jul09

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