一斉清掃

日曜日のきょうは、この集落の一斉清掃の日。
男性陣は川沿いの道路脇の草刈や、谷の上の土嚢つみに出かけた。

きょうも出勤の夫に代わり、私はおばあちゃんたちにまじって神社
の草むしり。小雨の降る中、完全防備で臨んだが、ブヨにかまれて
しまった。おばあちゃんたちは、ヒルにやられていたが、慣れたも
のでその辺りのドクダミを摘んで当てていた。
ひとり暮らしも、子供たちとの同居も、それぞれに悩みはあるよう
だ。むずかしい。

その間、うちの子は近所のお孫さんと一緒に何軒かの家を訪ねては、
悪さをして遊んでいた。あまりの悪ガキぶりに、私の雷が落ちるこ
とになるのだが…。

お勤めを果たして帰宅してみたら、なんと、ふくらはぎの上の辺り
から血が出ていた。ヒルがここまで入ってきたのか。完全防備のつ
もりだったのに、やられてしまった…。

lave

お風呂、完成!

きょうでお風呂工事も終了。
まだレンガが乾ききってないので、薪で焚くことはできないが、
シャワーや温水器は使用OK。

初日に台所の蛇口を直してくれたおじさんが、最終日のきょう、
また来てくれたので、息子は「おはようじゃなくて、お帰りな
さい!」と言って嬉しそうだった。

新しいお風呂は、気持ちいい!

furoo

水の流れ

ようやく梅雨らしくなってきた。
うちのそばには、山の水がひいてあるので、庭の水やりには困
らないのだが、やはり雨が降るとぜんぜん違う。

お風呂通いにも、そろそろ疲れてきたが、帰りに近所の川のほ
とりで蛍を見るのも一興だった。(たいていは子供が車の中で
寝入っているので、夫とふたりでしばし暗闇を眺めるのだ。)

それにしても…杉田かおるといい、いろんな人を見ていて思う。
夫婦の関係って、なんだろう? いつまでも仲良く寄り添うこ
とって、そんなに大変なことなのか?

水の流れに身を任せるように、なるべくよどむことなく、いき
たいなあ。

kii

恵みの雨

やっと、おとといの夜から雨が降り出し、昨日は一日雨だった。
幸い、ここでは豪雨とはならず、植物にとって恵みの雨となった。

おととい、昨日と近くの山の上の温泉に通ったのだが、雨上がり
の昨晩は、暗い森の道を車で走っていると、雪かと思うほど虫が
たくさん飛んでいた。その上、道の上にはいたるところにカエル!
ぴょんぴょん跳ねるカエルを、何匹も轢いてしまったかも…。
道路脇には、鹿が何匹もいて、車のライトで目が光っている。

雨が降ったことで、生き物がいっせいに出てきた感じ。みんな、喜ん
でいるのだなあ。庭を見たら、すべての植物が一気に大きくなってい
て、これまたビックリ。

夫によると、夏はこんな風に生き物がたくさん出てくるので、坊さん
は不用意に出歩かず(殺生をしてしまうので)、夏安居(一箇所にこ
もっての修行)をするのだそうだ。

kaeru

星が教えてくれること

大きな試練に立ち向かっている友人のために、私の尊敬する女性に
アドバイスをお願いした。長年、算命学を勉強している彼女に、私
自身、何度もお世話になっている。

生年月日が示す星回りから読み解かれるその人の本質は、往々にし
て意外なものだ。私個人が抱いているその人に対するイメージと、
星が語るその人のイメージはかなり違う場合がある。もちろん、星
が示すのは統計に基づく情報であり、目の前の事実とは異なって当
然だと思うが、表面に現れずとも、各人が生まれもっている性質と
いうのはあるはずだ。それを知っていて、損はないかも知れない。

あとは、もうその人次第。人生を切り開くのも、閉じこもるのも、
本人が決めること。友人の場合は、私が心配しなくても、自分の力
でなんとでも切り開いていくだろう。

きょう、私が教えてもらったことは、なんでもかんでもうまくやろ
うとしても無理があるということ。欲張って、すべてをやろうとせ
ず、ほどほどに、シンプルに生きるのが一番楽、ということだろう。

aka

そんな日もある

昨晩はことごとくついてなかった。
夕方、家族三人で友人宅に行き、一緒に食事をして、その後、
近所の銭湯に行って帰る予定が、すべて覆された。
まず、友人宅に到着の時刻が大幅にずれこみ(私たちのせい
ではなかったのだが)、結局友人とは会えず、お目当ての食
堂も銭湯も閉まっていた。がくっ。

まあ、こんな日もあるさ。と気を取り直して、別の銭湯に行
った。が、中に入ると、いきなり脱衣場で裸のまま、タバコ
をぷかぷかやってるおばあちゃんに遭遇。今回、久々に銭湯
通いをして痛感したこと。公衆浴場がなぜ禁煙ではないのか?

せっかく体をきれいにしても、タバコの煙で台無しだ。真の
意味で銭湯が健康増進とくつろぎの場所となることを願いたい!
(だって、どこの銭湯も、タバコ臭いよ! 温泉はちゃんと
禁煙なのに。)

きょう、子供を迎えに行ったら、原っぱの上をたくさんのトン
ボが飛んでいた。そういう時期になったのだなあ。

1873

山川草木

月曜に訪れる友人宅で、きょうは畑を見せてもらった。
彼女は農薬や化学肥料を使わず、多くの植物を育てている。
畑の中に大きな西洋ヨモギが育っているため、虫がこないのだとか。

それにしても、雨が降らない。と近所のおじいさんもぼやいています。
山の中の寺に勤務する夫も、雨が降らない中で、植物がじっと耐えて
いる感じだと言います。さらに夫が言うには、「山川草木にまで仏性
が宿ると言うけれど、山川草木にこそ仏性が宿っていて、人間はまだ
まだじゃないか」と。

「農薬を作る技術がない国に核兵器は作れないという表現をどこかで
見たけれど、農薬って自然への核兵器じゃないかとも思う」。確かに。
そんな夫に、できることなら、健康を害するタバコを吸うことはやめ
てほしい。私の周りの空気を、汚さないで。って、相変わらず自己チ
ューな私だ。(でもタバコは一番身近な環境汚染物質だぞ!)
1895

裸のつきあい

結局、一番近いと思われる銭湯へ三日続けて通った。
男湯では二日続けて、体に彫り物がある人たちと遭遇したらしい。
今夜、息子は「また、背中に絵のある人がいる~。あ、あっちの
人は半分しか絵がない~!」と大声で言ったとか。「そうだねえ」
と絵のあるおじさんは苦笑していたらしい。

風呂上りの脱衣場で、あんま器に身をゆだねているそのおじさん
に、またも息子は絡んだらしい。そして、一緒に乗ってごらんと
言われ、おじさんの上で一緒に揺れていたのだとか。

そういえば、私も小さいころ、何度もこのテの方々と遭遇した
記憶がある。ちょっと郷愁をそそられた。
(*ちなみに私の故郷は『仁義なき戦い』の舞台となった町です。)

ゆ2

北から南から

山形県のさくらんぼが届いたと思ったら、
きょうは沖縄のパイナップル。
子供は大喜び!(もちろん、私も。)

さすがにここも暑くなってきた。
ごろんと床に寝転がって昼寝をしていたら、
窓から入ってきた風にのって、パイナップル
の甘い香りがした。ちょっぴり南国の気分。
ああ、しあわせ!

fruits

銭湯巡り

お風呂工事が始まったので、この一週間は近隣地区の温泉・銭湯巡
りの生活となりそうだ。昨晩は夫が宿直のため、私と息子で隣町が
やっている山の上の温泉に行った。息子は私なんか無視して、お風
呂の中ではよその家族につきっきり。すっかりおばあちゃんと仲良
くなっていた。

きょうは、一番近くの繁華街(?)の銭湯へ。昔ながらの地区の狭い
路地にある古い銭湯。男湯から息子が「お母さん、出るよ」と声をか
けてくれるのも嬉しい。

父親が五右衛門風呂を作ってくれるまでの子供時代、そして大学の
四年間の銭湯生活を懐かしく思い出した。80年代に、当時の「ニューロ
マンティクス」に傾倒していたトロントの友達としばらく銭湯に通ったこと
がある。ある晩、脱衣場のラジオからクラッシュのロンドン・コーリン
グが流れた。東京の銭湯でロンドン・コーリング、彼女にとってはなん
ともシュールな体験だったようだ。

sento1