原宿系ファッション

今でも時々メールで近況報告をする東京時代の同僚がいる。彼女は生粋の江戸っ子で、生まれてからずっと東京暮らし。私と同年代だが、(当然のごとく)私より早く結婚し、うちよりもちょっと大きい子供さんたちがいる。友人は上の娘さんと買い物はもちろん、お笑いやバンドのライヴに一緒に行くこともしばしばで、いまも最先端の流行に詳しい。そういえば、私たちが一緒に働いていた会社では、ちょっとマニアックな雑誌を作っていたのだ。さらに、彼女が大昔はパンクスだったことも、私はこっそり知っている。

彼女の娘さんが先日、原宿で声をかけられ、雑誌の読者モデルになったという。その雑誌がすでに店頭に並んでいると聞き、きょう買ってきた。いまどきの女子雑誌を手に取るのは初めて。たぶん、原宿系ファッションと呼ばれるものだと思うのだが、こんな格好の女子はうちの近辺では見かけないかも。読者層は中学生以上だと思うけど、漫画がけっこうエロいではないか。

ふ~む。すっかり田舎のおばちゃんになった私には、不思議な別世界。息子しかいない私には永遠に知る機会のない世界だったかも。ちょっと新鮮な都会の香りを感じた気分です。

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メルアドが「ながいうんこ」

先日、職場関係の一斉配信メールの登録作業をしていた夫が、「こんなメールアドレスがある!」と驚いていた。アドレスの一部が「nagaiunko」となっているのだと。ながいうんこ!? 「上品な女性なのに、いったいどういうことなのか?」と不思議がる夫。

それから数日後、ガソリンスタンドで偶然、その方のご主人に遭遇し、夫はしばし立ち話。「“ながいうんこ”のこと訊いた?」と尋ねると、「いや、訊いてない。」 ええ~、なんの意味があるのか知りたかったのに。

それが今になって真相が判明。「これ、”ながいうんこ”じゃなかった」と夫。実はアドレスを読み間違えていて、本当は「○○nagajunko」。「○○ナガ・ジュンコ」とフルネームがアドレスになっていただけ。手書きの「j」が「i」に見えたいたのだ。

そりゃ、そうだよな~、「ながいうんこ」なんてアドレスにしないよな~と納得しきり。ガソリンスタンドで質問せんでえかったわ~。

さて、きょうは自治会館で明日のこども交流会の準備をした。明日は雨の予報だけど、無事成功しますように。

*川沿いの桜並木も葉桜に・・・。
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事故翌日

今朝も十字路でけっこう長いこと立ち話していたら、昨日の高校生が自転車でやってきた。「大丈夫?」とおばちゃんたちに取り囲まれた高校生は、「足は大丈夫でした。でも前から肘が痛かったので、ついでにレントゲン撮ってもらったら、疲労骨折(だったと思う)だと言われて。病院行って、ちょうどよかったです。自分、ピッチャーなんで・・・」と照れ笑いしながら話してくれた。「そうだったの~。とりあえずよかったわ~。早めにひじを治して、野球も頑張ってよ!」とおばちゃんたちで青年を見送った。事故が彼の野球人生には幸いしたかも知れない。その前向きな姿勢も爽やかだった。

午後は今年度初の授業参観。おデブな熱血先生と聞いていた担任の先生は、私の想像ほどおデブではなかったが(石塚英彦を想像していたもんで・・・)、授業も懇談会も熱い思いが伝わってきた。話もまとまっていて、わかりやすく、子どもたちへの質問の仕方も上手だった。うん、うん、ほんとにいい先生だ。小学校最後の学年をこの先生のクラスで過ごせるなんて、息子はラッキーだと思う。(息子に対して、「お前は運がいい」と言うのが私の口癖なのだ)。

さらにその後、PTA学級委員の選出があったが、立候補者があったため私は役を免れた。つまり、この学校で一度もPTA役員をすることなく卒業できるのだ。周りのママ友たちから、「まぁ、ラッキーね」と言われた。私も運がいいのかな。

*昨日の塾帰り、塾友母と中華ランチ!
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子ども会準備

うちの自治会で初めての子ども会行事を行うため、きょうはその準備会合に行ってきた。参加者は全員、同級生のお母さん方なので、手作業をしながら新年度の学校の様子などを語らおう・・・という目論見だったらしい。ところが、意外と作業に手間がかかり、雑談できる状態になるまでにけっこう時間がかかってしまった。

そうは言ってもそこはお喋り好きの女性たちが集まっているので、時間ギリギリまでお喋りに花を咲かせたが、私は子どもの同級生の名前を殆ど把握していないため、何を聞いても右から左へ。山の学校と違って、人数が多くてわけわからない・・・。息子はいきなりこんな大きな学校に来て、面食らっただろうな~と、今頃になってしみじみ。

夕方、突然、隣の自治会の同級生のお母さんから連絡が入り、たけのこを持って来て下さった。いろいろあるけど、やっぱりここに来て、今までと違う経験ができて、親子ともどもよかったんかなと思っている。

*しかし、庭をどうすべきか・・・。いま、こんな状態↓
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170分(の長電話)

土曜のお昼ご飯を家族3人で食べて、ブラマヨ見ながら団欒の時間を過ごしていたら、電話が鳴った。近所のママ友から、住民運動の話だった。ところが、話がどんどん脱線して、学校のことから個人的なことまで話題が尽きず、気がついたら息子が塾に出かける時間が近づいていた。なんと私たち、170分も喋っておりました。

あとで夫から一言。「近所なんだから、いっそ家まで行って喋ってきたらよかったのに!」
もっともでございます。

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雨の日の友達

昨年度の初めての授業参観で知り合って、意気投合した近所の友達がいる。会った回数はそんなに多くないけれど、なぜか出会った日からタメ口で話している。自分でも不思議だ。

家は近所なのに、そんなに会うことがないのはなぜかと言えば、彼女がテニスに打ち込んでいるからだ。チームを組んで、コーチも決まっていて、毎日のようにコートが予約してあって、練習や試合のため、日々、あちこちに出かけるらしい。スケジュールはすべて自主的に立てているようだ。うーん、なんかカッコいい!

なので、「雨が降ったら、いきなりお茶しようって誘うかも知れないから」と前から言われていたのだが、少々の雨ではテニスは中止にならないらしい。

きょうは大雨の予報が出ていたため、昨日のうちにキャンセルが決まり、急遽、ランチをすることにした。といっても、彼女は午前中、テニス仲間との会議があったらしい。スポーツの世界でがんばっている人って、私には輝いて見える!

ところで、大雨の中、ふたりで近所のカフェに行ったら、住民運動の中心で頑張っている方と遭遇! しかもその後は、別の住民運動仲間のご主人による弾き語りライヴが店内で始まった。うーむ、地域のネットワークだわ~。

*ここに来ると、私はたいていカレーを食べる!
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自治会の親睦会

きょうは自治会の中でがんばってきた有志の第二回目の親睦会。このところ日曜日の夜は塾で遅くなっていた息子が、きょうだけは月1のテストのため、お昼過ぎには帰宅。夕方からの親睦会には3人全員で参加した。みんなお酒が飲めるようにと、駅前に集合して、送迎バスでレストランへ直行。総勢25名!? おばあちゃん世代から保育園児まで、なかなかにぎやかな会となった。

小学生は息子を除いてすべて女子。それでも結構楽しんでいた様子。もちろん母たちも井戸端会議。男性陣はお酒が入って、なにやら盛り上がっていた。

帰りのバスはさらに盛り上がり、子供たちの笑い声が絶えなかった。今月下旬には初めての子ども会行事も控えている。このメンバーを中心に、いろいろ楽しいことができそうだ!

*行きのバスから。
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豪華な(!?)社宅

昨日は自分が借りてる家の文句をさんざん言ってしまった。体は大きいけど、器のちっちゃな人間だと反省しています。

実はきょうは春休みで唯一、塾のない日でした。そこで先日、インフルエンザで約束がキャンセルになった友達の家に、息子が遊びに行ったのです。息子も私も初めてお邪魔しました。外からは見たことがありましたが、あまりに広くて立派なお宅でびっくりしました。

そこは、古いお寺なのです。江戸時代後期の建物で、お部屋はいくつあるのやら。玄関土間を上がると4畳間。そこから左右にそれぞれ部屋が続きます。トイレに行く廊下(?)も4畳間。龍が描かれた木製の建具は、桃山時代のものだとか。木枠のガラス戸からは、美しい日本庭園が見えるのです。

しかし・・・使い勝手はかなり悪そう。しかも古い建物なので、壁の柱や建具の隙間から光が差し込んでいる始末。冬はさぞかし寒そうです。敷地内で一番日当たりがいいのはお庭と、お庭に面した縁側まで。奥の部屋は暗くて寒いそうです。全館暖房とはいかず、各部屋に灯油ファンヒーターを置いて回るそう。結局、日当たりのいい小さな部屋を昼間は居間として、夜は寝室として、使っているのだそうです。

お寺ですから、家賃はいりません。いわば社宅みたいなものです。しかし維持管理は、ものすご~く大変そう。お庭だってプロの庭師に頼むしかないし(かつては一般公開していたそうです)、勝手に作り変えることもできません。自分たちが住みやすいようにリフォームするとしたら、とてつもない金額がかかりそうです。瓦だって、普通の瓦じゃないらしいです。

さんざん我が家の文句を言ってた私ですが、ここの奥様の苦労を思えば、なんと贅沢な。そういえば、彼女は先日、我が家に来たとき、「いいですねぇ。台所もうちより広いわ~」と羨ましがっていたのでした。

うちが借家に住んでいると知り、「空いてるお寺に住まわせてもらってはどうか」と声をかけて下さった方もいたそうですが、夫は「ただほど高いものはない」と言っておりました。私には、寺住まいなど到底無理。

古いお寺を守るという使命をしっかり果たしていらっしゃる方々が今もいらっしゃることに、尊敬と感謝の念を覚えます。

*呼び鈴が鳴ったら、毎回、この門まで出るのだろうか? 新聞も毎朝、ここまで取りにくるのか? 部屋数も多いし、敷地も広いし、ここに暮らしたら痩せられる!?
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住民運動への疑問

住民運動を通して、地域にたくさんの知り合いができた。その中でも、息子の同級生のお母さん方とは共通の話題があったせいか、けっこう仲良くなった。実際に会って話す機会はそれほどないけど、メールをわりと頻繁にやりとりする人が何人かいる。時にはメールで真面目な深い話にもなる。

私よりも熱心に住民運動に頑張ってきたママ友も、このところ、疑問を抱いているようだ。私たち、何のためにここまで頑張ってきたのかと。本来の目的と違う方向とは言わないまでも、最初に想像もしていなかった展開となり、思わぬ方向や範囲へと運動が広がっていき、結局終わりが見えない・・・。それで不安に駆られつつ、もうそろそろ普通の生活を取り戻したいと願っている。

私もその気持ち、よくわかる。というか、実際、私はすでに普通の生活に戻っているのだが。人間って、だんだんと状況に慣らされてくるのだろう。これよりももっと重大な問題がいろいろあるじゃないかと、今では思える。個人的には、この問題のお陰でいろんなことに気づくことができて、よかったと思っている。それに、もともと繋がりの薄かったこの地域の住民が、改めて自分たちの町について考えるいい機会になった。その証拠に、自治会活動の見直しが始まっている。

深夜までメールのやりとりをしながら疑問を共有できるママ友ができたのも、嬉しいことなのだ!!!

*実家近くで。
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自治会活動

きょうは息子は弁当を持って、朝から塾に出かけた。夫は午前中は自治会総会に出席し、そのまま役員会。家で遅いお昼を食べて、ご近所さんから班長の引継ぎ事項を教えてもらい、その後、新自治会長さんと住民運動の会議に出席。一日仕事だった。

まだ引っ越してきて間もないけれど、新年度から、我が家は自治会の班長なのだ。幸い、住民運動等でお付き合いのあるご近所さんが会長始め、役員会に何人かいらっしゃる。

早速、今年は防災や住民交流(手始めに子供会)に力を入れようと話が進んでいるらしい。横のつながりが薄い新興住宅地の自治会だけど、今年はちょっと違う感じになりそうだ。

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