きょうも母たちは、ほんのわずかな休憩時間を狙ってお山に向かっているはずだけど、私は欠席。地域の住民活動に関連する説明会に行くためだ。今回はようやく実現した会なので、前もって住民組織も事前準備をしたらしい。この分野については誰が質問するかなど、時間を効率よく使って、なるべくたくさんのことを聞き出そうという意図だ。
行ってみると会場はほぼ埋まっている。最近、顔見知りになった同級生のお母さん方をみつけ、一緒に席についた。いつも住民活動の先頭に立ってくださる方々が、まず質問を投げかけると、埒の明かない答えが返ってきた。すると、会場の最後列の男性がいきなり立ち上がり、マイクもないまま、喋り出すではないか。今まで見たことのない方だが、これをきっかけに何度も何度も立ち上がって、「それはおかしい!」などとガンガン追及してくださった。
会が終わって、「あの方は、どちらの方?」「ああ、あれは○○自治会のxxさんよ」という話し声が耳に入った。え、もしかして、息子の同級生のお父さんかも!?
あとで会場で出会った同級生のお母さんに確認すると、「そう、あれはxx君のお父さん。よう吠えてくれはるでしょ。吠えてもらわんといけんときは、お宅のお父さん、借りてくわ~って、奥さんにも言うてるのよ~」と笑ってらした。
この地域にはまだまだ隠れた逸材がたくさんいそうだ。