昨晩のパラグアイ戦は残念だった~。年を重ねるにつれて涙もろくなり、いろんな場面でうるうる来てしまった。PKを外した駒野選手への暖かい言葉の数々や、闘莉王の「日本人になれてよかった」発言etc。
菅さんは、「ワールドカップは民族主義を煽り右傾化を撒き散らす非常に危険なスポーツ、だから私は嫌いだ」と言っていたという話があるけど、昨晩の試合を見てオシムさんはこう言ってた。「日本人は歴史を通じて勇敢さを保ってきた民族。侍の時代にしろ、戦争中の神風攻撃にしろ、勇気がなければできない。サッカーでは自分の命をピッチの上で失う危険はない。もっと侍のように勇ましく戦うべきだった。」戦場で命を失うかも知れない国にとっては、サッカーなんて、どんなに戦っても死ぬことはないんだし、ピッチで戦えるのは本当に幸せなことなんだろう。
自分を含め、日本の殆どの国民が平和ボケとなって、生ぬるい環境でのほほんと暮らしている中、あれだけのハングリー精神と団結力を見せて必死で闘った若い日本代表選手たちには、大切なことを教えてもらった気がする。それと、日本国民は本当にやさしいよね。手のひら返しもすごいけど。(自分も含む)。
ところで、ドイツ代表の移民系選手は国歌を歌わないなぁと思っていたら、やはりW杯前から問題(?)になってたらしい。ドイツも紆余曲折の国歌だし、難しいのだな~。さすがに生粋ドイツ人で拒否する人はいないだろうけど。
「ドイツ・サッカー界で高まる緊張─国歌を歌わない代表選手」(ウォールストリート・ジャーナル日本版:2010年6月4日)
きょうは歯の詰め物がおかしくなって、眠い中、歯医者に行くことに。いろんなところにガタがきてる…。
*この季節は、家の中でいろんな虫に出会います。