私自身は大きな病気にかかったことはないけれど、このところ身体のあちこちに経年劣化現象がみられる。体重増加と運動不足のせいで、今まで普通にできていた動作ができなくなっていて、びっくり。いや、本当に焦る。ヤバイ!!!と思う。
それで数年前からジムに通っているのだが、平日の午後はほぼ私よりも年配の方ばかり。しかし、皆さん、頻繁に通っていらっしゃるだけあって、身体能力は私よりも優れている。そんな先輩方の話は、とても参考になる。
その中でもよく雑談をする方がいるのだが、近隣都市に暮らすお孫さんが中学受験されるというので、この間から経験者の私に話を聞いていらした。「詳しいことは聞いてないけれど、娘の年賀状の一言が不安な心を表わしているようで、心配なのだ」と。そう話しながら、目がうるうる。少し前までは娘さんの一家とわりと頻繁に会っていらしたのに、受験前の一年は塾の勉強で忙しく、ほとんど会えてないらしい。
そして先日、ジムに行くと、お孫さんが第一志望に合格したことをその方が報告してくださった。お祝の言葉を述べていると、すでにその方の目がうるうる・・・。孫のこととなると、こんなに感激するのだなぁとしみじみ。
そういえば亡き母も、息子の受験のことなどを気にしていたなぁと思い出す。母のお導きもあってか、いまこうやって毎日、楽しく学校に通っている息子を見て、母がいちばん喜んでいるのだろうと思う。どうしてなのか、息子はすごくまじめに学校の勉強や行事に打ち込んで、成績も優秀で、親の私がびっくりするくらいなのだ。私は弁当を作る以外はなにもしていないので、これも亡き母のお導きなのか。というか、私がなにもしないのがいいのかな。
息子を見て、亡き母や父を思うきょうこの頃。ほんとうに、子は宝ですね。