党首討論会

日曜日の喧嘩と仕事の影響で、今になってやっと「宮崎哲弥のトーキングヘッズ」の録画を見た。ゲストは『さらば財務省』で有名になった高橋洋一氏。思えば、この方を初めてテレビで見たのも宮崎哲弥氏担当の「ニュースの深層」だった。難しい経済の話なのに、すごくわかりやすくて、面白くて、思わず引きこまれた。キャラも独特だし。(正直、彼の本より彼の喋りの方がずっと面白い!)

で、この間、私が納得できなかった菅総理のブレーンがおっしゃる理論や、菅政権の目指す経済・財政政策が、高橋氏の説明で理解できたような気がする。どちらの理論が正しいかはわからないが、財務省で長年現場を見てきた高橋氏の話には説得力があるんだよな~。

彼が言うには、今年1月、菅さんが財務大臣のとき、自民党の林芳正議員とのやりとりで大恥かいて(例の消費性向と乗数効果の関係)、それ以来、財務省の役人に取り込まれちゃったに違いないと。まさに菅官接近。景気よりも何よりも消費税を上げたいだけの財務省(&総理)が、都合のいいところだけ、ブレーンの学者の理論を利用してる。要は、つぎはぎなんだと。

夜のニュースで、9党の党首討論の様子を見たら、みんなの党が「名目4%以上の成長を続けることによって、増税なし財政再建が可能になる」などと言っていた。これ、高橋氏が言ってたことと、まったく同じ。そう言えば、高橋氏は「脱藩官僚の会」だったもんね。

話は面白かったけど、結局、自分の考えはまだ定まらない。それより、また気分を引き締めて、仕事をしなきゃ。(きょうのノルマを達成しないと寝れないのだ!)

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