夫は今年初めて体協の役員として山の過疎地の運動会に関わったのだが、今になってうちの集落からの寄付金が振り込まれていないと連絡がきた。体協の会費は各世帯から徴収して入金済み、それ以外に寄付金なんてもらってません…と答えると、「各世帯回って、寄付金をもらっていないのか？」とのこと。「え、会費じゃなくて？？？」と意味不明状態。
あとでわかったのだが、各集落ごとに会費とは別に寄付金なるものも集めているのだと。（それとは別に、当日、会場でお偉いさん方は寄付金を出してると思うんだけど…）。その徴収方法は集落ごとに違うようで、うちの集落はプールされている町内会費から会計さんが支払っているらしい。１世帯いくらと金額が決まっていて、世帯数分の合計額が町内会費から出ていくのだ。しかし、町内会に加入させてもらえない移住組の私たちは、そんなこと今までまったく知らなかった。しかも、寄付金は会費の2倍の額！ 運動会で山ほど出てくる粗品の購入費はどこから出てくるのか、毎年不思議に思っていたのだが（ママ友に訊いても、誰も知らなかった）、なるほど、こういうことだったのか～。
しかも、寄付金のお返しなのか、毎年のように運動会後に配られていた市指定のゴミ袋を早く取りに来いと言われ、会長さんのところに行ったら、「うちにはないよ。配らなくてもいいんじゃない？」と言われておしまい。ゴミ袋は毎年楽しみにしているおばちゃん、多いと思うんだけど。
いやはや、強制徴収＆不明朗会計の寄付金とは。なんだかなぁ～。そんなこと引継ぎもなかったし、「え、知らなかったの～？ わからなかったら訊いてくださいよ～」という対応に私は呆れてものが言えない。これだから、寂れていくんだわ。ここにずっと住んでいる人は、これが当たり前と思って疑問も持たず、声もあげない。若い人ですら、そうなのだ。本当にこの地域のことを思っているのか？ 今だけ、自分だけ、問題なく過ごせればいいと思っているのか？ これ、日本の保守派にも言えそうだけど。
などと文句ばかり言ってる自分もいけないのはわかってる。昨日、実家に帰ったら、夏休みから置きっ放しにして迷惑かけてるうちの軽自動車がピカピカになっていて、実家の事務所を使ってくださっている社長さんが洗車してワックスまでかけてくださっていたことが判明。文句ばかり言ってないで、こういう方を見習わなくてはと反省。社長さん、いつもありがとうございますっ！！！
＊I LOVE 広島。
