2ちゃんねるの効用

今月から息子は月2回の塾の日曜特訓に参加する。きょうがその初日。本人の希望なので、親としては元気に送り出すしかないのだが、「2時間授業×4教科=8時間」という、日当をもらいたいぐらいの強行スケジュール。何事も体力勝負なのだと実感する。頑張れ、息子よ。

お陰で、きょうは夫とふたり、家のそうじをしたり、車検の準備をしたり、買い物をしたり、お喋りしたり・・・。先日、住民運動にがんばっている近所のママ友から、「夫は関与しないスタンスなので、この件について話もしないし、私はひとりでストレス抱えて孤独を感じるわ~」という話を聞いたところ。自分の話したいことが家の中で話せない状況だったら、私はストレスのあまり病気になるだろう。私の暴言、毒舌を広い心で聞き流してくれる夫には感謝しても仕切れない。

それにしても・・・前述のママ友はじめ、地域のこと、学校のこと、世の中のことに関心を持ち、意識の高いご近所さんが多いのだけど、よくよく話を聞いていると、彼女たちはマスコミの情報にほとんど疑問を持っていない風なのだ。中でも私が特に感心し尊敬するママ友ふたりが揃って朝日新聞を素直に読んでいることを知り、かなりショックを受けている。「うちは朝日新聞の主義主張に賛成だから!」と思って読んでいるのは構わない。あるいは、「うちは朝日と他紙を読み比べてるのよ」というのも構わない。そうではなく、ただなんとなく朝日新聞はメジャーで正統派で良識的と思って読んでいるようなのだ。だから私はショックを受けた。

彼女たちはネットだって使えるし、いわゆる情弱層ではないはずだけど、「2ちゃんねる」とか、そういったものにはなるべく近寄らないタイプだと思う。(掲示板見ると、気分悪くなると言ってたし。)本当に品のいい、まじめな優等生タイプの奥様方だ。他人を変な色眼鏡で見ようとしない、心が広くて、やさしくて、本当にいい人たちなのだ。

だから、私みたいに意地悪な疑り深い目でものごとを見ないのだろうと思う。たとえば、2ちゃんねるもネットの掃き溜めみたいなところだと思って寄り付かないみたい。だけど、掃き溜めだからこそ、とんでもない情報量があるし、中にはすごいお宝もある。不特定多数の声が集まると、観るに耐えないものもあるけど、自分ひとりでは知りえなかった情報があちこちにある。偽情報だってたくさんあるから、そこから取捨選択するこちらの能力が問われるわけだが、実生活では接することもなさそうな人たちの声を聞く(実際は読むだけど)のは勉強になる。もちろん、それに長時間を費やすだけでは意味はないけど。

彼女たちはもしかして、NHKデモも、尖閣デモも、フジテレビデモも、花王不買運動も知らないのだろうか? そう思ったら、ちょっと暗澹とした気持ちになった。

きょうはこんな本、読みました。

最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌
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血脈破断―阿部日顕が潰した日蓮正宗
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*買い物ついでに結婚記念日遅ればせランチをした。スーパーの中の喫茶店ですが。
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