昨日とうって変わって快晴のきょう、仕事の合間に気分転換も兼ねて
犬の散歩に出た。澄んだ空気が気持ちいい!
角を曲がって、川沿いの道に出たと思ったら、川の上空に何かがキラ
キラ舞っている。よく見ると、大量のトンボだった。こんな景色は初
めてだと思いながら歩くうちに、トンボは見えなくなった。あれは幻
だったのだろうかと狐につつまれた気分で、来た道を戻って行くと、
再びトンボの群れが現れた。
トンボが見えなくなったのは、実は影の仕業だった。日の当たらない
山陰では見えなかったトンボが、日の当たる場所では日光に照らされ
て輝いていた。照明の下で、埃が舞うのが見えるのと一緒だ。
見えているようで見えていないもの、気がついていないことはたくさ
んあるに違いない。
*トンボの乱舞を撮ってみたが、埃にしか見えないな…。(埃すらも
見えない?)