柿泥棒!?

例年と違い、今年はサルが柿を食べに来ない。うちの前の空家の柿もと
うに熟れている。空家と言っても所有者がいるので、熟れた柿が地面に
落ちたのを見ては、もったいないなぁと思っていた。

きょう、新聞を取ろうと玄関を出たら、裏のおばちゃんが目の前にいた。
しかも長い竿を二本も持って。そう、柿を取っているのだ。思えば、去年
も同じ場面に出くわした。おばちゃんはちょっと決まり悪そうに、「サル
に食べられるからな。ここの家の人が、取っていいと言ってくれた」と説
明してくれた。そして、あとで柿をおすそ分けしてくれた。

今年も、もちろんおすそわけしてくれた。目撃者の私もこれで同罪か。
しかし、別荘代わりにこの家を買った街の人は、殆ど家に来ないばかりか、
古い家の手入れも、家の周囲の草刈もしない。ここに住んでいる人たちが、
ときどき空家周辺の草刈をしていることに、気づいているかな?

都会にいる別荘の持ち主は、普段から住んでいる人のことを考えない。
きれいな川や山にゴミを捨てていくのも、都会から遊びに来た人たちなの
だ。ごく一部の人だけど、サルよりたちが悪い!

kakido

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