しばらく音信不通状態だったアメリカの友人から、昨日、手紙が届いた。
彼女のPCが壊れてデータがすべて消去されたため、私のメールアドレス
がわからなくなったというのだ。
ネットの普及で便利な世の中になったけど、こうやって久しぶりに手書
きの手紙をもらうと、妙に嬉しいものだ。そこで、すぐに彼女の新しい
アドレスにメールを出したら、今朝、返事がきていた。
また交流が復活してよかった～と読み進むと、「久しぶりに誰と連絡を
とったと思う？ アイビー・ベイルよ。彼女から、あなたがどうしてい
るか聞かれたのよ。」
アイビー・ベイル…って、いったい誰だろう？ 私にはどう考えても初
耳の名前なのだが。
以前にも、こういうことはあった。前に勤めていた会社で、新人スタッ
フから「僕の友達が鳩胸さんと昔、一緒に映画を見に行ったことがある
と言ってましたよ」と言われ、その映画のことは思い出せても、その人
のことが思い出せなかったことがある。（今でも謎のままだ）。
アメリカ帰りの知人から、「シカゴ在住の日本人アーティストに会った
ら、鳩胸さんのこと知ってると言ってましたよ」と言われたときも、「シ
カゴなんて行ったこともないし、知ってる人もいない！」と不審に思って
いたら、学生時代に一度だけ会ったことのある友人の友人であることが発
覚した。
みんなの記憶力がすばらしくて、私が忘れっぽいということだろうか？
逆に、私が覚えていても、相手は忘れているということもたくさんあるの
だろうけれど、自分は知らないのに相手は知っている…というのも妙なも
のだ。
さて、アイビー・ベイルとは誰なのか、友人に聞いてみなければ。
