同年代の友人が婦人科系の病気で手術をしたので、
お見舞いに行った。事前に連絡せず、面会開始時
間直後に行ってみたのだが、友人は不在。ワイル
ドで行動力のある人なので、病室でじっと横にな
るなんて耐えられないだろう…とは思っていたが、
やはり放浪の旅に出ていたか…。
息子としばらく待っていたら、私服姿の友人が戻
ってきた。すぐに病室から広い面会室に移動して、
いつものようにお喋り。まるでカフェで会ってい
るみたいだ。
手術後というのに、昨日は二回も病院外に抜け出
したと、相変わらずのたくましいマイペースな姿
にほっと安心。そうこうするうちに、彼女を訪ね
て、次々と何人もの見舞い客が面会室にやって来
た。国籍も年代もさまざまな不思議な人たちの集
団が、面会室でお喋りに花を咲かせる。さすが、
自由人の彼女らしい。
「みんな、病院に涼みに来てはる」というのも、
まんざら嘘ではないくらい、きょうも京都は暑い!
いくら元気な人でも年を経るごとに体の不調は起
こりうる。お互い、これからも気をつけようと、
話をして帰路についた。
*ひとつだけ気になったこと。産婦人科の病棟は、
出産する人と、婦人科系の病気の人とうまく分け
ることはできないのだろうか?
*病室からの素晴らしい眺望を撮影したかったの
に、カメラを忘れた…。