きょうは夫に早退してもらい、息子の下校後、三人で伯父の
お通夜に向った。93歳で大往生の伯父は、「すべては簡素に
内輪だけで、思い出話をして楽しく過ごして欲しい」と遺言
を残していたそうで、少数の親族やかつての職場の方々や近
所の方などで宴会状態!?
「夕飯はどうなるの?」と心配していた息子には、「精進料
理が出ると思うよ」と話していたのだが、実際はお肉もお魚
もたくさん出て来た。
ものおじしない息子は、喪主である私の従兄の奥さんに、
「どうしてお魚やお肉があるの?」、「いくらなんでも盛り
上がりすぎじゃない? もっと死を悼まなきゃ!」などと
指摘するので、こちらはヒヤヒヤ。そう言いながら、息子も
お寿司をたくさん食べて、パイナップルもほぼ独占して、大
喜びしていたのだが…。
伯父のおかげで、今まできちんとお話する機会のなかった目
上の方々とも、ゆっくり楽しくお喋りができて、よい宴会と
なった。伯父も喜んでいるに違いない。