ごくごく内輪だけで母の忌明け法要をすませた。老人ホームの父も参加して、ときに居眠りしながらも、数珠はしっかり握っていた。久しぶりに我が家に来た従姉は、最後にこの家で母に会ったとき、「私の背後に私の死んだ父が見えると伯母ちゃんが言ってくれたのよ」と教えてくれた。母が義兄に当たる従姉の亡父を、わが兄のように慕っていたのは知っているが、「見える系」の人だったとは！
夕方は母の従弟のご家族にご不幸があったので、別の従姉と共にお悔やみに行った。親の従弟ということで、私たちは実は殆どお話したことがなかったのだが、若かりし頃の母や伯母の話も教えてもらい、ここでも私の知らない母の一面を知ることができた。
帰り道、従姉と美しい瀬戸内海と夕焼けを眺めながら、いろんな話ができた。きょうは母のことをはじめ、新たな発見の多い一日だった。
＊きょうも夕焼けがきれい！
