こちらに転校したお陰で、大勢の男子と遊ぶようになった息子。外で遊んだり、カードゲームをしたり、DSしたり…といろいろのようだが、「YouTubeで面白い動画を一緒に見る」という遊びもあるらしい。いまどきの子は、「あのテレビ見た?」ではなく、「あの動画見た?」なのだ。
冬休みに、広島で私の同級生とランチをしたとき、息子のマンガやアニメの話に付き合ってくれた同級生が、「ギャグマンガ日和」というマンガの面白い動画が、「YouTubeにいろいろあるよ~」と教えてくれた。
早速、それを見て爆笑した息子は、ギャグマンガ日和の単行本も買い、だんだんとはまっていった。「どうやって、あの人はこういう情報を集めるんだろう?」と、息子は私の同級生に尊敬の念を抱き(?)、質問メールまで出していた。
3学期が始まり、クラスの子に話してみると、一部の男子はすでにこのマンガにはまっていたらしい。以来、誰かの家に集まると、YouTubeを見て爆笑!なんてことをやっているらしい。
もちろん家でも、息子は機会があれば私のパソコンを占領して、ギャグマンガ日和を見る。そして、一日中、テーマソングを口ずさんでいる。顔がニヤけているので、気持ち悪い。しかし、息子がパソコンに向かうたび、その曲は私の耳にも入り、やがて私もはまっていたのだ。
「コートの中には、まものがすむもの。頼れる仲間はみんな目が死んでいる…」
これを歌うと、思わず顔がにやける。どんなに不機嫌なときも。それは息子も私も同じ。そして今では夫まで…。
これを教えてくれた同級生に、私も尊敬と感謝の念を送りたい! で、今夜も我が家のパソコンからはギャグマンガ日和が流れている~。