老父の腹筋運動(!?)

老人ホームの父に会いに行くと、前回と変わらず元気だった。いつものように広い廊下の真ん中のテーブルで、他のお年寄りやスタッフの方々と一緒に座っていたが、今回はスタッフの方が気遣って、父の部屋に私たち用の椅子を運び込み、父を部屋まで先導してくださった。お陰で、ゆっくり時間を過ごせたのだが、じ~っと座っていると父はどうしても眠くなる。(それは家にいた頃から)。きょうもベッドに腰かけて喋っていたかと思うと、両腕を上げて手を頭の後ろに置いたかと思うと、そのまま後ろに倒れ、しばらくうとうとしたかと思うと、またそのままの姿勢で起き上がり、「ありゃ、わし、寝とったかの?」とつぶやくので、私たちは大爆笑。

実は父は若い頃から、この体勢で寝る癖があった。畳の部屋でテレビを見るときは、テレビに足を向けて仰向けで寝た状態で、両手を頭の後ろに置いて上半身を少し起こす。それが癖になっているのか、未だに仰向けに寝た状態で頭を起こす父。これって、もしかして父なりの腹筋運動だったのだろうか!?

ちょっと頑固で、ちょっと変わり者の父には、いくつか独自の健康法があったようなのだが(例えば、昔は飲尿療法もこっそりやっていたらしい)、もしかしたら、この寝方もそのひとつだったのかも。ともかく、元気そうで何より。

一方で、夜は自宅で老親の介護中の従姉と久々に食事に出かけのだが、彼女の心の闇を垣間見てしまい、なんともやりきれない思いが・・・。自分を不幸にするのは、ほかでもない自分自身なんだよなぁ・・・。

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*ベッドの幅が狭くて壁に頭が当たってますが、父の居眠りはいつもこんな感じ。
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