今朝は5時起きで6時すぎの電車に乗り、広島に向かった。葬儀場にはぎりぎり到着。「ボケが始まり、最近は以前にも増して辛らつなことを言う」と聞いていた親戚に久しぶりに会ったら、いきなり「あんた、また太ったね」とだけ言われた。やはりボケている!?
出棺を見送り、ひとりでお昼を食べてから、老人ホームまで父に会いに行った。ちょうど昼食を終えた父に声をかけると無反応。
「あれ~、いつもの3人じゃなく、ひとりで突然現れても、わかってくれない?」と思いつつ、叔母が亡くなり葬儀に行ってきたことを伝えると、「なんで死んだんか?」と訊く。おお~、通じちょる!
「先週、具合が悪うなって入院して、そのまま肺炎で亡くなったんと」と伝えると、「わしも風邪がうつったら、そうなるの~」と言って笑っている。おっ、急にしっかりしちょる! そこで「きょうはバレンタインじゃったのに、時間がのうて、チョコ持って来られんかったわ。今度持ってくるけ~ね」などと話しかけていると、いつのまにか目をつむって、うとうと・・・。そして、また無反応に。すでによだれが出かけている・・・。
半分あっちの世界にいっているのか、それとも私をおちょくっているのか!? 相変わらず、微笑ましい父であった。
広島駅に出て、新幹線までの時間、同級生とお茶をした。仕事の合間にわざわざ出て来てくれて、とりとめのないお喋りをして楽しく過ごした。きょうは彼女の誕生日だと思い出し、駅のロクシタンでささやかなプレゼントを買っておいた。「ああ、広島っていいな~」と心なごませて、帰路についた。
京都駅ではお弁当を三人分とチョコレートケーキ(アンリシャルパンティエ激混み!)を買い、息子の塾に立ち寄ってお弁当をひとつ預けておいた。きょうは息子の下校に間に合わないので、同級生のお母さんに送迎をお願いしておいたので、無事に塾に到着しているはずだ。私と夫も、家で同じお弁当を食べる予定。
ああ、長い一日であった。
そういえば、昨日の続きがひとつ。隣町の大きな駅のベテラン駅員さんが手配してくれた割引キップを持って、今朝、京都駅の新幹線改札口を通過しようとしたら、「京都-新大阪」間の新幹線乗車券がないと指摘された。私の手元にあるのは、滋賀県-広島県の乗車券、京都-新大阪の新幹線自由席特急券、新大阪-広島の新幹線指定席特急券の3枚。ええ~、ようわからんけど、まだキップがいるの~? しかも、改札口横の券売機は「JR東海」なので、在来線改札口近くまで戻って、そこの「JR西日本のみどりの窓口」に行って乗車券を買うようにと言われた。ええ~、どういうこと~!?
電力事業といい、新幹線といい、競争がないから、こういうことになるのだろうか!?
*きょうは広島の空も泣いていました。