バレンタイン明けて。イケメン君とイマイチ君の会話。

近所のママ友と話したら、昨日の放課後はこの辺りをたくさんの女子小学生が走り回っていたそうだ。学校にチョコを持ってくることは禁止されているので、下校後に友チョコを配って回っていたのだと。それも週末や前の晩に手作りしたものらしい。本命チョコならともかく、女友達にあげる友チョコとなると、数も増えるに違いない。人選にも悩むかも知れないし、いまどきの女子って大変そうだ。

そういえば昨晩、京都駅から自宅に向かうローカル線の中で男子高校生2人組の会話を聞いてしまった。ひとりは長身のイケメン君、もうひとりはイマイチ君で、最初は大学入試の話をしていたのだが、イマイチ君の方からいきなりチョコの話をふってきたのだ。

お前、チョコ、いくつもらった?」と。

そう聞くからには、イマイチ君もチョコをもらったのだろう。それを言いたくて、大胆にもイケメン君に向かってそんな質問をしたのかも知れない。

イケメン君は無言のまま、足の間に置いていたバッグを開けて見せた(ようだ)。私から中は見えなかったのだが、その瞬間、イマイチ君は「ぎょえっ!」という感じで(あくまで印象。そんな声は出していない!)一瞬、言葉を失っていた。

そして気を取り直したかのように、「お前、下級生から恐喝したんちゃうんか~?」とからかってみるも、イケメン君は反応なし。するとイマイチ君は素に戻ったような声で、「お母さんに自慢するん?」と羨ましそうに言った。イケメン君はそれには答えずに、「落ち着いたら、また遊びに行こうや」と言って電車を下りて行った。おお~、さすがイケメン君だ。

イマイチ君はその後、私と同じ駅で下りた。彼もあのあと、お母さんにチョコを自慢したのだろうか・・・!? (と思いたい)。なんだか他人事には思えない。

昨晩、夫は例年通り、職場でいただいた義理チョコを持ち帰り、息子も塾から義理チョコをひとつだけ持ち帰った。見るからに、正真正銘の「義理チョコ」だった。さらに私からのアンリシャルパンティエのチョコケーキをプレゼントしたが、「ほんとは明治の板チョコが欲しかった!」と言うので、急遽、スーパーに買いに行った。1枚88円。相変わらず安い男だわ。

*アンリシャルパンティエのケーキ!
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