観察力

私はわりとなんでも真に受けるとういか、見たまんまの形で
受け止めてしまうのだろうか。しばらく時間が過ぎて初めて、
その人の本質を見誤っていたことに気づくことが多い気がす
る。しかも、この年になってますますその傾向が…。
要するに、観察力が足りないということかな。
逆に言えば、見たまんまの人が少ないということか。

子供はよく親のことを見ているよなあと感心する。知らない
うちに親の真似などするから、こっちはドキッとすることも
ある。私って、こんなことしてたんだわ~と。

もひとつビックリするのは、夫の鋭い観察力。モノマネ好き
の夫は、ときどき私のモノマネも披露して笑わせてくれる。
「え~、私にこんな癖があったの~?」と初めて気づく。自分の
言動を客観的に見て、はっとする。もしかして、自分自身の姿も見誤っていたか?

いずれにせよ、新たな発見は楽しい。
それに、そんなに観察されていたなんて嬉しい。
観察力の度合いは愛情の深さに左右されるのかしら!?
そう考えると、なんか腑に落ちた。本当に大切な人、愛情を
感じる人については、見誤ったことはないぞ。(たぶん)。

きょうは、裏のおばちゃんがアクぬきをしたフキを持ってき
てくれた。このところ、ちょっと暖かくなって活動しはじめ
たなと思っていたら、山にフキを採りに行ってたなんて、さ
すがだ。引っ越してきた当初は、性悪そうなおばちゃんで嫌
だなあと思っていたのに、単におしゃべり好きのいいおばち
ゃんだった。この見誤りも、結果オーライということで、さ
っそくフキをいただきました。

やm

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