風呂工事

きょうからお風呂の工事が始まった。
気がついたら、風呂場は大きな穴と化していた。そして、そこに
コンクリを流し込み、次にレンガ。そのつど職人さんが丁寧に説
明して、作業工程を見せてくれる。なるほど~と感心。

思えば、私が子供のころ、うちの父はこれをすべてひとりでやっ
てくれたのだ。不用となった五右衛門風呂の釜をもらってきて、
風呂場を作ってくれたのだ。私と母もセメントを塗る手伝いはし
たけれど。

保育園から帰って来た子供は、興味津々。工事の様子を見たくて
見たくて、おじさんたちが帰ってからも、何度も何度も大きな穴
となった風呂場を覗いていた。この子にとっては、これが忘れが
たい思い出となるのだろうな。

furo1

害虫駆除

去年、うちの古い木製の作りつけの水屋に発生した「蛾」が
今年もでてきた。毎日、気がつく限り、駆除していたが、こ
れはやはり大々的にやらなければ…と昨晩、夫が腰を上げた。

そしてふたりで延々と、水屋の大整理。すべての食器を洗い
直したりして、夜中まで作業は続いた。(途中テレビ休憩を
はさみつつ…)

そんなわけで、きょうはへとへとの私。(と言い訳をして、
だらだら。)しかし、きれいにすると気持ちいいもんだ。
普段からやってればいいのだが。

ちなみに、夫が「蛾」の名前を調べてくれた。
「ノシメマダラメイガ」。覚えられん。
きょうの教訓、問題は根本原因から絶たなきゃダメ!

1861

友人の作品が入選したと聞き、「京展」を見に行った。
彼女の新境地ともいえる作品だが、タイトルは昔からの彼女の
キーワード「望」。

最近、いろんな人の抱える悩みや問題について話を聞くことが
多いのだが、私はいつも思う。結局のところ、どんな悩みも、
その当人が作り出しているものだなあと。

人生の節々でいろんな問題は生じるかも知れない。でも、それ
を正面から受け止めて、乗り切ることにしたら、それは悩みに
はならない。問題であったはずのものも、問題ではなくなって
いるはず。問題だと思っていたものが、すばらしいきっかけに
なることも多い。

心の底にいつも「望み」があれば、大丈夫だと思う。

1867

ハーブの力

早速、どくだみを採って干してみた。
すると、近所のおばちゃんたちから声をかけられた。どくだみ茶の
作り方を伝授されたり、すでに乾燥させたどくだみやお茶の葉っぱ
を分けてもらったり。

子供のお迎えに行く途中の家の軒先にも、どくだみが干してあった。
この辺りでは、お茶も自分で作っている人も多く、みなさん、昔なが
らの手作り生活をしておられる。さすがだ。

夕方は、久しぶりに友人宅のハーブガーデンに行って、彼女の手作り
の「のどシロップ」をもらった。先日もらったラベンダー入りのクリ
ームも、お肌に効いている。そしてハーブの威力だけでなく、彼女の
エネルギーの源泉ともいえる人生哲学についても話を聞いた。

強い人は、やさしい。

1857

どくだみ

いよいよ来週から、お風呂の工事が始まる。きょうは再度、職人さん
たちが下見にいらした。古い五右衛門風呂とも、あと数日でお別れ。

きょうの打ち合わせのために、夫にも休みをとってもらった。しばら
く休みがなく、しかも出張続きだったので、彼にとっても嬉しい休日。

子供は、昨日に続いて近所のお孫さんと夕方まで遊び回っているの
で、私たちは草むしりにいそしんだ。といっても、まだまだ終わら
ない。どくだみは、いっそ摘んでお茶か虫除け薬にするべきか。

*近所の空き家にも、どくだみがいっぱい。
どくだみ

わんぱく坊主

土曜日のお昼、呼び鈴が鳴ったと思ったら、週末に近所のお家に
やってくるお孫さんが遊びに来た。うちの子も大喜びで、飛び出
していく。

5才と6才のやんちゃな男の子がふたりで遊び始めると、そこはも
う無法地帯。兄弟の多いお家では、毎日こんな光景が繰り広げら
れているのだろうか。

買い物に行く予定だったので、ふたりを連れて行ったら、これま
た大変。気がついたら、ふたりで走り出して、どこにいるのかわ
からない。ああ、疲れた~。ついでに怒り心頭!

でも、元気に走り回って、喧嘩しながら、またすぐ仲良くなって
る男の子の世界がうらやましくもある。きょうは犬の散歩が普段
にも増して憩いのひとときとなった。ふぅ。

うえだ

サボテンの花

このところ、毎朝、雨。
私としては、庭の水やりをしなくていいので嬉しいのだが、洗濯物
が乾かないので痛し痒し。

雨のせいで、外に出てじっくり庭を見ていなかったが、いつのまに
かサボテンの花が咲いている。きょうは、これから晴れるといいな。

saboten

空き家の薔薇(2)

偽廃品回収業者に続いて、きょうは猿軍団の襲撃!
朝から近所の猟犬たちがほえ続けていると思ったら、
サル、サル、サル!
夕方近くに犬の散歩に出かけても、またサル、サル、サル!
しかも、私と犬の姿を見ても、すぐには逃げようともしない。
だんだん図太くなってきた。

のどかな田舎も、だんだんと住みにくくなっているのかも知れない。
どおりで空き家が増えるはず。これもまた悪循環。
でも、かろうじて残っている自然や、ゆっくり流れる時間は変わらない。
もうしばらく、私たちもここに居させてね。

別の空き家でも薔薇が咲いていた。

bara

廃品回収業者

と偽って、何かを売りつけようとする悪徳業者がきた。
朝8時すぎに一軒ずつ声をかけて回り、廃品の出し方を説明するから
と近所の人々を一箇所に集めた。やけに説明が長く、しかも粗品を
配り始めたので、怪しいと思っていたら、またあとでもう一度集まっ
てくれと言う。

説明の仕方があまりに怪しいので、その後、呼び鈴が鳴っても私は
居留守を使って行かなかった。あとで聞いたら、その後はひとりの
おばあちゃんの家を借りて、その中で説明を始め、最終的にはシー
ツかなにかを売りつけようとしたらしい。しかも、不審そうにして
いた中年のおばちゃんたちには、もう帰っていいと言い放ち、年寄
りのおばあちゃんたちだけを残して、二時間近く居座っていたのだ
とか。品物を買ったおばあちゃんはいなかったようだが、これは新
手の悪徳業者か。

こんなのどかな田舎でも(いや、田舎だからこそ?)、自分の身を守
るためにはお年寄りもしゃんとしてないといけないのだなあ。意外と、
近所のおばあちゃんたちは若いお兄ちゃんと話ができて、喜んでいた
のかも知れないが。

矢車

帰り道

きょうの午後は保護者会役員の集まりで保育園へ。
夏の「納涼祭」の計画をたてるのだ。女が三人以上集まると、
話は長い。スクールバスが出たあとも、一時間近く喋ってい
た。

そんなわけで、きょうは久しぶりに息子と歩いて家に帰った。
川の様子、空の模様を眺めたり、道端の虫を観察したり、通
り道で顔見知りのおばあちゃんと出会ったり…。

スクールバスに乗れる年齢になったことが嬉しくてたまらな
い息子だったが、「おかあさんと歩いて帰るのも、楽しいね」
だと。こういう何気ない時間が、しあわせなんだなぁ。

kaw