友人たち

長年お世話になってきた広島の友人が、検診でひっかかって精密検査となった。その結果、ひっかかった場所はなんでもなかったが、今度は別の場所がひっかかり、また別の検査となった。その結果が出たら知らせると友人は言っていたのに連絡がないので、先日、こちらからメールをした。それでも返事がないので、翌日、家に電話をしたら留守電で、携帯に電話をしたら、携帯も留守電。どうしたことかと心配していたら、すぐに彼女から電話があった。「便秘でトイレにこもってたの。結果はまだわからない」と言うので、ふたりで笑って終わったのだが、昨日、やっと連絡がきた。病気の疑いが高いので再度の検査となり、その結果が出るのは半月以上先とのこと。きょう、電話でゆっくり話したら、検査の痛みと待ち時間の苦痛の方が耐え難い…という彼女。

これまで家族はもちろん、友人やご近所さん、お年寄りや病人など、世話好きの彼女はたくさんの人のお手伝いをしてきた。だから、どんなことがあっても彼女がひどい目に遭うことはない…と私は勝手に思い込んでいる。

彼女は、うちの母と同じくらい心配性でお人好しなので、今回も必要以上に心配しているのではと私が心配していたのだが、実際に話をしたら、しっかり腰が据わっていた。優しい人は、きっと強い人なのだ。

ところできょうは、もうひとり別の友人とも電話で喋った。彼女は仕事がどんどんうまくいっているのに、それに呼応するかのように身内のトラブルがどんどん起きている。仕事が成功すると、追い討ちをかけるように家族のトラブルが発生し、忙しさや心労が増す―-まさに前に読んだ『成功者の告白』のパターン!? けれど、常に前向きで、決して諦めずに努力する人だから、この苦難もしっかり乗り越えていくだろうと影ながら祈っている。

友人たちを見て、私も奮起しなくちゃと、気持ちを引き締めている。

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