きょうから息子の夏期講習が始まった。2月から通い始めた塾だけど、春休みは広島に帰省したため、春期講座は受講しなかった。よく聞いてみると、学校休暇中の講座は昼間に授業をして、夕方はいつも通りの授業があるとのこと。つまり、日によってはお昼から夜まで、ず～っと塾で過ごすらしい。この時期、お弁当が傷んでは困るので、夕飯用の弁当をお昼前に家を出る息子に持たせるのはどうかと思い、夕方の休憩時間までに私がお弁当を届けることにした。話には聞いたことがあったが、塾弁を私も運ぶことになろうとは・・・。
仕事も済ませて、弁当を作って、夕方の電車に乗って塾まで行くと、受付のお姉さんから当たり前のように、「はい、これ、お願いします」とメッセージ用のカードを渡された。子供の名前とメッセージを書いたカードを、弁当袋に貼ってくれるのだ。カウンターを見ると、息子の友人のお母さんもすでにお弁当を届けていらしたようだ。「頑張れ！ 母より」などとメッセージが書かれている。
「おお～、これが塾の世界か～！」と軽く驚きつつ、「メッセージなんて、小っ恥ずかしいなぁ」と思っていたら、受付のお姉さんが、「●●君、『きょうは、お母さんがお弁当を持って来てくれるんだ』って、嬉しそうにおっしゃってましたよ。『それを励みに頑張りや』って言ってたんです」と言う。うっ、そうだったのか～。私は観念して、小っ恥ずかしいメッセージを書いて、塾を後にした。
この夏は、週に二日だけ、こうやって弁当運びをすることになりそうだ。
＊京都駅に映る京都タワー！
