英米人の友人たちの思い出話

昨晩の飲み会で、高校時代に一年間、交換留学で広島に
暮らしたというアメリカ人の友人から当時の思い出話を
聞いた。中でもビックリしたのが、日本語のまったくわ
からない彼女が学校の清掃係のおじさんの「折鶴の会」
とやらに入らされた話。おじさんは、彼女にチマチョゴ
リを着せて、原爆病院の韓国人被爆者の見舞いに行かせ、
ケロイドで変形した足の爪を切らせたり、病院では禁止
されているモグサを買いに行かされたという。

もちろん彼女はひどい目にあったと思っているわけでは
なく、忘れられない出来事として語ってくれたのだけど、
私の目は点になった。もう30年以上前の話。

きょうはイギリス人の友人と久々に会って、子どもたち
も一緒に食事をした。彼女の大伯父に当る人はインド総
督を務め、明治時代の日本も訪れ、発足したばかりの国
会を見学し、伊藤博文などと交流していたという。これ
もビックリな100年以上前の話。

地元で出会って、親しくなったふたりの友人だが、今で
は仕事で協力しあうことも。これもまたご縁なのだ。

今後の仕事のため、私はちょっと奮発して新製品の電子
辞書を買った。がんばるぞ~!

*北白川の疎水沿いの桜並木。
1apr09

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