ステイツマン(ポリティシャンではない)

テレビで国会中継がある日は、一応、録画予約をする。ネットの衆議院TVや参議院TVですべて見ることはできるが、テレビ画面の方が見易いし、早送りができるので。きょうはたまたまテレビをつけたら、自民党の西田議員が質問をしていたので、思わず見入ってしまった。夕飯後、きちんと録画を見直していたら、珍しく夫も真剣に見入り、「これは永久保存版だな」とつぶやいていた。

あまのじゃくの私は、昔から何事においてもメジャーなものを疎む傾向があり、野球なら巨人、政党なら自民党が大嫌いだった。だから、最初は民主党を応援していたし、地元選出で私と同い年の前原氏も応援していた。その頃は、民主党や前原氏の真の姿に気づいていなかったから。

前原氏への第一の失望は永田メール事件の対応。それから、あるとき、彼のHPを見て沸いた疑問と、そこから見えてきたいくつかのことから、私のそれまでの認識は変わってきた。民主党についても、2008年の代表戦が無投票で決まったとき、この党は中国共産党みたいな体質なのだと感じたことがきっかけで、その後、いろいろなことが見えてきた。

私は決まった支持政党を持たない典型的な無党派層だが、政党や政治家の評価基準は、ただひとつ。本当に、この国のことを思い、この国のために仕事をしているかどうか。

中高時代、英語の授業が厳しいことで有名だったアメリカ人のシスターが、”politician”と”statesman”の違いを説明してくださったことを今でも覚えている。シスターは、滅多にいないstatesmanの一例として、Thomas Jeffersonの名前を挙げた。
 
私は政治の専門家でもないし、少ない知識と情報に基づく自分の判断が正しいか、確信は持てないけれど、少なくとも、民主党や前原氏が、この国のことを思って働いているとは到底思えない。

今こそ、この国にはSTATESMANが必要なのに!

ちなみに、前原氏(&民主党)の真の姿を国民の前で暴こうとしている西田議員は、かなり勇気ある人だと思う。前原氏と同じ京都選出でありながら、民主党&前原氏を支援する人や組織を敵に回したも同然なのだから。私だったら、そんなこと、怖くてとても出来ない…。

*今朝も雪!
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