晴れ間に思う

きょうは雲ひとつない快晴! このすきに、雪かきをしなければ。
昨日、買い物に行ったついでにクイックマッサージで体をほぐしてもらった
ら、肩があまりにカチコチだと驚かれた。ついでに雪かきのせいで、腰も疲
れている。豪雪地帯で雪かきに追われるお年寄りの体は大丈夫だろうか。

幸い、私の両親は温暖な地方に住んでいるため、冬の苦労を知らない。しか
し、母から92歳の父の様子を聞いていると、そろそろお迎えの準備が整いつ
つあるのかと思わされる。あの世がどんどん近づいてきて、この世との境目
が曖昧になっていくような…。

20歳近く年下の母の方が父よりも健康面の問題を抱えているが、年を考える
と父はいつお迎えがきてもおかしくない。若い頃、父は病に冒された前妻を
看取っているので、今度は年の順で父を見送れるよう、母は一日でも父より
長生きすることを使命としている。

最近は、母とその場合の具体的な話までしている。心の準備も、現実的な準
備もしておけば、本人にとっても回りの人間にとっても望ましい形でそのと
きが迎えられるだろうか。もちろん、すべては予測がつかないことなのだが。

相変わらず、父は月に一度、お寺に通い、普段通りの生活をしている。新聞
も読むし、お皿も洗うし、洗濯物を取り入れたり、ゴミを集めたり…。そし
て相変わらずとぼけたことを言うらしい。これは若いときからだ。

それよりも心配なのは、実はうちの犬。動物病院の先生によると、今年の夏
が越せるかどうか…寒い冬は、犬にとっては快適らしい。雪で助かる命もあ
るのだ。

clsksno

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