限界集落の現実

実は昨日の午後、突然、山の集落の友達が遊びに来た。毎日、街まで通勤して忙しい彼女にとっては、わずかな時間だけど、息抜きのお喋り。もちろん、私にとっても久々の楽しい時間だった。

けれど、彼女から聞かされた集落の最新情報は、悲観的なものばかり。日に2本の京都行きのバスは運行休止になったし、各集落を回る移動商店は閉店、唯一のガソリンスタンドも廃業が決まったらしい。若い人は車で街のガソリンスタンドに行けばいいが、車を運転しないお年寄りにとって、この唯一のガソリンスタンドは大切な燃料源。冬の間、雪深い山の中で、家まで灯油を運んでくれる、ありがたい存在なのに。

山の集落の行く末に、光は見えない。

それから昨日の続き。編集者の人と話をして、原文を最大限に尊重してもらうようお願いした。勝手に加えた作文だけど、どうやらその人は抽象的思考が苦手なようで、具体的な説明がないと読者が理解できないと思っていたようだ。私はむしろ、抽象的な表現の方が広がりがあって、読者がそれぞれ自分のことに置き換えて共感しやすいと思っていたのだけど。単に読解力が足りない人なのか!? でも、そんな人が編集者になるものだろうか!?

*広島のSAで買ったピリ辛れんこん。辛すぎて、家族は食べてくれません。
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