『増刊!たかじんのそこまで言って委員会』で気になったこと

きょうは子供の11歳の誕生日。バースデーディナーのリクエストをきくと、例年と同じ。ということで、きょうの夕食は私のお手製ミートソース・スパゲティ。そして、偶然にもきょう広島から届いた「お宝トマト」のサラダ。ケーキは夫と子供が散歩がてら、近所のお店で選んできた。

今年の誕生日プレゼントは、なんとパソコン! これで私のパソコンを貸さないですむ。しかもプレゼントと言いながら、子供の積み立て口座の資金で購入。子供は嬉しくて、たまらない様子。

おかげで夜は久々にゆっくりとテレビタイム。昼間に録画していた『増刊! たかじんのそこまで言って委員会』を見た。震災をテーマとした先日の番組をノーカットで放送していたのだが、そこで初めて耳にした気になる発言があった。

勝谷誠彦氏によれば、田中康夫氏が南相馬市長を取材した際に、「自衛隊が原発から100キロ圏外に避難するよう言ってきた」という発言があったそうだ。勝谷氏は、その事実確認をしたかったようだ。

ネットで調べてみると、そのインタビュー映像を見ることができた。CS放送の番組だったらしい。その中で南相馬市長は、「福島第一原発の3号機が爆発寸前のとき、自衛隊のある部隊が14日の深夜、制服のまま庁舎に入り、100キロ避難の指示を出したので、防災無線で県に確かめたが、役所内がパニックになり、その間に逃げ出した職員もいる。民間の病院にも足を入れたので、そこでも職員が逃げ出し、病院が崩壊した。自衛隊の統括はどうなっているのか。防衛省にも言ったのだが、私たちの精神を打ち砕く許しがたい行為だ、怒りを感じる」といった内容の発言をした。(その後、14日のお昼前に3号機は爆発している。)

南相馬市長は自衛隊の統括がバラバラになっていると怒っていたのだが、これがもし事実なら、自衛隊は原発の周辺が危険な状態にあることを知って、避難を指示したように私には思えるのだけれど…。

もちろん自衛隊の指揮統括におかしなことがあってはいけないけれど、危機管理の観点で言えば、危険の可能性があるなら、とりあえずすぐに逃げるのが鉄則ではないだろうか。安全が確認できれば、その時点で戻ればいいのだから。ただ、この市長さんは自衛隊の言うことが信用できなかったのだろう。で、結局、県や国からどういう指示が出たのか、そのとき南相馬の人たちは本当に避難しないでよかったのか、そのあたりは一切明らかになっていない。
その後、14日夜に東電側が政府に「福島原発から職員全員、退去させたい」と申し入れて拒否されたというニュースが出ていたけれど。

もうひとつ、たかじん増刊号で飯島勲氏が、何をやっているかわからないけれど、原発事故直後からCIAなどアメリカの専門家が400名ほど日本に入っていると発言していた。

民主党政府よりも米国の方が信頼できる。この現状があまりに悲しい…。

*倉橋島のお宝トマト、フルーツのように甘い!!!
DSC02595

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です