PTA役員

今夜、学校で来年度のPTA役員の選出があった。山の集落にいた頃は、人数が少なすぎて、毎年、全員がなんらかの役についていた。会長も、だいたいの順番が見えていたので心の準備ができていたし、子供の人数が少ないので、さほど大変な仕事もなかった。保護者より先生の方が人数も多いので、いろいろ手伝ってもらえたし。

今度は大規模校なので、話を聞く限り、PTA本部役員はかなり大変だという。なので、これを回避するために、他のもう少し楽な委員を早めにやっておく人が多いのだ。(これで役員免除となるらしい。)それを聞いて、今年度のいくつかの委員に立候補したけど、いずれもジャンケンで負けてしまった私。

今夜は新6年生の保護者で役員選出対象となっている人が集まったのだが、大半の方は委任状を提出して欠席しており、実際に会場に来たのはほんのわずか。この春、転居してきたばかりの友人とドキドキしながら会場に行き、説明を受けた。結局、その場で免除が認められた方が何人かいて、最終的に15名の対象者から5名が選ばれることとなった。1/3の確率だ! 

・・・来年度は自治会の班長が当っているし、住民運動もあるし、子供の受験の年でもあるし、父のこともあるし・・・避けられるものなら避けたいけれど、もう、なるようになれ。もし当ったら、仕方ない、頑張ってやるしかない!・・・

覚悟を決めて、運を天に任せた。クラスごとのクジ引きの順番を決めるジャンケンに勝ったので、「残りものには福がある」と信じて、一番最後を選んだ。そのクジ引きも一筋縄ではいかず、ちょっとした波乱があったのだが、最終的に私はクジを引かぬまま、役を免れた。その場にいた対象者で免除とならなかった人の中で、当らなかったのは私だけ。

はらはらどきどきの時間だったけど、これで安心して自治会活動にがんばれる。

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過去への執着(こんまりさんの本を読んで)

掃除と片付け、あまり思うように進まないけど、衣類と台所だけはだいぶすっきりした。

勤めで外に出るわけでもないし、おしゃれしたくなるような体型でもないし、近年は必要に迫られない限りは洋服など買わない生活だけど、それでも不要な衣類はたくさんあった。実家の母が着ていた服をついついもったいないからと持ち帰ったり、奈良の伯母があつらえた年に似つかない洋服をもらったりで、けっこうたまっていたようだ。母の洋服は重宝したものもあったけど、やはり微妙にサイズや趣味が違うので、なんとなくしっくりこない。それでも生前、母が着ていたものを粗末にしたくないという思いで、無理やり着ていたような気がする。

確か、こんまりさんの本に今、不要なものを溜め込むのは、「過去への執着と未来への不安」があるからだと書いてあった。母を懐かしく愛おしく思うのと、母の持ち物に執着するのはまったく別のことと思ったら、ふっきれた。

でも、まだまだモノはあるんだよね~。

*夫のリクエストで新しい掃除機を購入。充電式なのでコードレス。しかも取り外してハンディクリーナーとしても使える!
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回転寿司

ロールケーキを贈ってもらったので、伯母ちゃんに会いに行こうと夫が言い出し、突然、きょうの午後、奈良に行くことになった。夫はお昼過ぎまで仕事だが、今週末を逃すと、行けそうな週末が当分見当たらない。この間から伯母は、「今度、うちに来たら、またあのお寿司を食べに連れてって」と言っていたので、いっそきょうの夕方、行こうじゃないかとなったわけだ。

突然の提案に伯母も喜んでくれて、夕方の早い時刻に伯母が行きたがっていた回転寿司に到着。元気とは言え、伯母はすでに88歳。杖をついてゆっくり歩く。ご飯も「美味しいものを少しだけ」。広島生まれの伯母は、大好物の穴子を食べたら満足したようだ。その後は若くして奈良に嫁いだ当時の苦労を語り始め、最後に隣の鮮魚店で魚やクジラを買って、私たちに持たせてくれた。

家に戻ると、伯母は習い始めたピアノを早速、披露してくれた。昔の文部省唱歌をピアノで弾き語りするのが、目標のようだ。「最近の若い音大生は昔の文部省唱歌を知らない!」と文句を言いながら、「電子ピアノはやっぱり音がよくない。そのうちグランドピアノを弾きたい」とのたまう。さすがだ。

最後は親戚へのグチを延々と聞いて、もう遅いからと帰路についた。話相手もままならぬひとり暮らしで、悶々と胸の中にためていることもあるのだろう、不安もたくさんあるのだろう。世間知らずのお嬢さん育ちで、働いたこともなく、伯父が亡くなるまではひとり暮らしもしたことがなかった伯母が、こうやってひとりでしっかり生きている姿を見ると、女って強いなぁと改めて思う。

それにしても、伯母に会いに行く日はいつも雨降りなのはどうしてだろう。

*珍しいクジラのスモークやベーコンをいただきました。
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ロールケーキ

毎月訪れる山の美容室。来週は寒波襲来で雪の予報となっていたので、急遽、きょう行くことにした。幸い気温も高めで峠を越えてもにわか雨のままだった。(ほっ!) いつものようにガンガン喋って、すっきり~!

午後は、奈良の伯母から荷物が届いた。つい先日、「今から最中を買いに行くんだけど、あんたのとこにも送ろうかと思って」と電話があった際、「うちは和菓子はあまり食べないんです」と断ったら、「じゃあ、洋菓子は食べるか? 近所にロールケーキのお店があるから、それを送るわ」と言われたのだ。しかし、届いたのはかなり大きな箱。開けてみると、大きなロールケーキが2箱に大量のドーナツと焼き菓子が詰めてあった。

伯母ちゃん、うち3人家族なんですけど・・・。しかもロールケーキはきょうが消費期限。

去年、リースをもらったご近所さんに一箱持って行ったら、夕方、とっても美味しかったと電話が入り、そのままお喋りがはずんで延々と喋ってしまった。伯母ちゃんのお陰で、楽しい時間を持てたかも。

さすが母の姉だけあって、やることが母にそっくり。うっとうしいような嬉しいような複雑な気持ち。いや、とってもとってもありがたいんですけどね。

*山の雪もだいぶ融けたみたい。
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終業式の話(学校での嫌がらせ事件について)

月曜井戸端のメンバーのママ友が、もうひとりのママ友から「終業式の話、聞きました~!」と言う。PTAの会合で集まったときに話題に出たそうだ。

学校の始業式や終業式では、いつも各学年の代表が短い作文のようなものを読まされるらしい。2学期の終業式は息子のクラスから代表を出すことになっていたようで、2学期で印象に残ったことを全員が作文に書いたそうだ。その中から先生が選んだいくつかの作文を全員に読み聞かせ、クラスのみんなで投票して選ばれたのが息子の作文だった。

息子の作文が選ばれたのは、文章力というよりも題材のせいだと思う。実は2学期中、息子の学年では嫌がらせ事件が相次いでいた。学年集会やクラスの会で話が出たり、保護者向けのプリントまで配られたが、犯人は今もわからないまま。

学年集会で初めてその事件について知った息子は、帰宅後、「どうしてそんなことをするのか、理解できない」とつぶやいていた。「嫌なことがあったら、直接、その人に言えばいい。もし言えないなら、先生に相談するとか方法がある。こんな嫌がらせをして、なんの意味があるのかなぁ」と。そんなことを恐らく作文に書いたのだろう。

そして2学期の終業式の日、前述のママ友からメールがきたのだ。「さっき帰ってきた娘から、終業式での○○君のお話のこと聞きました。話してる娘も、聞いてる私も感動で涙が出そうでした。全校生徒の前で事件のことを切り出す勇気、すごいです。今、この話をするというタイミング、話し方、何もかも素晴らしいです。たくさんの児童の心に響いたことと思います。○○君にありがとうを伝えておいてください。」

たぶん本人はあくまでも「理解できない不思議な現象(!?)」が気になっただけのような気がするのだけど、事件の犯人の子は、どう思って聞いていたのだろう。

*きょうは晴れだったので、毛布を洗った!
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谷内六郎カレンダー

きょうは夫は早朝出勤。私と息子はのんびり朝食。その後、息子は合唱団へ。

さあ、きょうも片付けようか・・・。と思ったのに、あまり捗らず。

午後、友人から毎年恒例の谷内六郎氏のカレンダーが届いた。山の集落にいた頃は、毎年、トイレに飾っていた。トイレだなんて失礼かしら・・・と思ったけど、日に何度も間近に見て、ほっこりできたのだ。

今年は息子がポケモンカレンダーを卒業したので、息子の部屋に飾ることにした。(そういえば、山の家には子供部屋がなかったのだわ。)

*ほっこり。
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「人生がときめく片づけの魔法」を実践できるか

関西の中受は明日からスタートなので、きょうは準備日で塾はお休み。なので、息子は帰宅後、友達とカードゲームに興じている。その間、私は2階に上がり、クローゼットから自分の衣類をすべて出し、不要なものを選ぶ作業に没頭。そう、こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を実践するのだ。

と思ったら、途中でピンポーン。息子の別の友達のお母さんが住民運動関係の書類を持ってきてくださった。そこでついつい立ち話が始まり、寒い中、気がついたら何十分も経過。その後、とりあえず、衣類の選別は終了。あとは、山となった不要衣料をどうやって処分するかだ。一度にゴミに出すと拒否されるので(経験済)、地道に少しずつ捨てていくしかないだろうか。

う~ん、なんだかこれって、便秘ですっきりしない気分に似てるような・・・。

*先日の夫の誕生日、結局、いつもの定食屋に行った。ま、おいしいから、いいんだけどね。
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初整体で考える、夫の愛情

今年初めて、整体師さんが来てくださった。ほんとは年末に一度、お願いしたかったのだが、整体師さんも忙しくてそれが叶わず、コリを今年に持ち越してしまった。たまりにたまったコリをほぐそうとしてくださったようで、気がつくと、ほぼ2時間みっちり! お陰で、身体が軽くなった感じ。(でも、まだまだコリがたまってる。それほど私のコリは強力なのだ。) 久々のお喋りもできて、大満足。

わざわざ予定がない日を選んでお願いしたので、午後はまったり・・・。

実は整体師さんに来てもらうまでの間、私のコリをたまにほぐしてくれていたのは、おなじみマッサージクッションと息子であった。以前は夫がときどき肩をもんでくれていた。その翌日に整体師さんが来ると、「ご主人、お上手ですね。ちょっとほぐれてますよ」と言われたものだが、今ではなぜか真剣にもんでくれない。(要は力が入ってないのだ。「愛が冷めたのね」と言うと、「お金をもらわないと、やってられない」そうだ。確かに。)逆に息子は手も大きくなって握力もついたので、肩もみが上手になった。ネットでツボを調べては、ツボ押しもしてくれる。私が「痛い!痛い!」と騒ぐと、さらに喜んでやってくれる。だが肩や背中をもむのは面倒臭いらしく、最近はかかとで押される始末。でも、これが実はとっても気持ちいい。

これをしばらくやってもらうと、私はすぐに眠ってしまう。それをまた、息子と夫は面白がっているらしい。

*今朝は比叡山も真っ白!
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88歳の伯母の夢、グランドピアノ

きょうは息子の友達が遊びに来るかも・・・と焦って掃除をしたのだが、結局、息子が友達の家に遊びに行った。お陰で、きれいになった部屋で仕事を仕上げ、暇になったので、ご無沙汰していた伯母に電話をした。年末に一度電話があって、ずっと気になりながら、新年になってまだ声を聞いていなかったのだ。かつては話が長くて辟易とすることもあった伯母だけど、最後に話したときはちょっと弱った感じで、同じ話を繰り返すし、自分でも「ボケてきた」と弱音を吐くし、滑舌も悪くなっていた。年月を経れば、いつかはたどる道とはいえ、パワフルな伯母だっただけに、ちょっとショックでもあった。だから電話をするのが怖いという気持ちもあったのだが・・・。

受話器の向こうからは、いつもの元気な伯母の声が聞こえてきた。声に張りがあり、「私、88歳になったのよ。米寿のお祝にバラをもらったの」と嬉しそう。前回との違いにビックリしていたら、最近、ピアノを習い始めたのだという。若い頃、戦争のせいで、ピアノと英語を習うことが叶わず、いつかずっと習いたいと思っていたらしい。謡や日本画やお茶など、趣味はすべて和風の伯母に、そんな意外な一面があったとは。

ヘッドホンが使えるからと薦められ、電子ピアノを買い、毎日練習しているという。「最近は、昼間でもベッドに横になってテレビを見る生活だったから、何かしないといけないと思って。ピアノなら、椅子に座るだけでいいでしょ」と言う伯母は、すでに大きな夢を抱いていた。「本当はね、グランドピアノが弾きたいの。うまくなったら、グランドピアノを買うつもり」。これを聞いて、呆気にとられると共に、前と変わらない伯母のパワーに安心した。

算命学によれば、伯母は財産を使い尽くして生涯を終えるタイプらしい。伯父を亡くしたあとも一軒家で犬と共に暮らしているのだが、うちの実家と同じく、あの家の中にどれだけのものが溜め込まれているか・・・想像するだに恐ろしい。

*前にテレビで見て、「これはあかんやろ!」と思った韓国のパクリかっぱえびせんをスーパーでみつけた! これを訴えないカルビーは太っ腹!? 韓国といえば、日本のイチゴもパクってたよね・・・。
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記念日台無し男

きょうは夫の誕生日であ~る。今までの経験則によれば、夫は記念日をぶち壊す確率が高い。いや、本人が意図してぶち壊すのではない。タイミングが悪いだけ。その日に限って、とんでもないことが起きたり、忙しくなったりすることが多いのだ。

ではきょうは・・・といえば、3連休の最終日で、家族全員一緒に過ごせるというのに、朝から夫婦喧嘩をしてしまった。原因は些細なことだったと思う。すでにはっきり思い出せないくらいだから、ほんとにどうでもいいことだったはず。なのに、その喧嘩が珍しく長引いてしまったのだ。なので、昼間はずっと、ふたりとも不機嫌。息子が私たちに気を遣ってくれるという滅多にないパターンとなった。

それでも気を取り直して、遅いランチに行こうと車を出したら、途中で近所のママ友に遭遇。「ちょっとちょっと・・・」と、最新ニュースを耳に入れてくれた。彼女とはこのところ毎日のように携帯メールをやりとりしていて、さっきもメール交換をしたばかり。いつもと違う車内のぴりぴりムードを察知されたかしらと気になり、夜になって、ようやく仲直りをした後でメールを出した。「昼間はごめんね。雰囲気悪くなかった? ちょうど喧嘩してたのよ!」と。

すると、すぐに返事がきた。「喧嘩するって仲がいい証拠よ。うちなんて、お互いに意見をぶつけあうこともないから、喧嘩すらしないもの」だと。ふーむ、なるほど。たまに喧嘩するのも、いいのかも知れない。

ほんと言うと、きょうの喧嘩は私がきっかけを作ってしまい、私に非があったのだと思う(都合の悪いことは、すぐに忘れるから、ちゃんと思い出せないんだけど)。たぶんね、記念日という期待感が盛り上がりすぎて、逆にぴりぴりしたんだと思う。もしかして、いつも記念日を台無しにしてたのは、私なのか!? 記念日を理由に、おいしいものを食べたかっただけなんだけどね~。

*12月に再会した友人からいただいた招き猫。実は夫は招き猫が大好き。大切に飾ります!
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