インターネットの怪

ここ何日かの間に不思議なことが続けて起こった。

まず、私の携帯のアドレスに知らない人からメールが届いた。読んでみると、私の友人に宛てた内容だったので、すぐにその友人に転送した。どうして私のところに届いたのか、わからないまま。友人から、「ありがとう。なんでだろうね!?」という返事が来て、とりあえず一件落着。

その2日後、スマホで購読登録をしているポッドキャスト番組が更新されていたので、聞いてみたら、まったく違う番組が流れてきてビックリ。調べてみると、同じ日に更新された別人の番組であることがわかった。でも、どうして!? 私と同じ番組を聞いている友人に、「別番組が流れてくるよ、変だよ」と連絡したところ、ちゃんといつも通りだという返事が…。え、なんで、私だけ!? それで、一度、購読登録を解除して、再度、その番組を検索して聞いてみたら、ちゃんといつも通りだった。え~、あれはなんだったの~!?

そこで2日前の謎のメールのことを思い出し、もう一度、受信メールを見てみたら、知らない人からのメールは消えていた。私が友人に転送したメールと、友人からの返信メールは残っているのに。え~、なんだったの~!?

結局、理由はわからないまま。私のスマホはどうなっているのだ!?

ところで、きょうもカラスが現れた。最初は1羽だったのに、すぐにもう1羽もやって来て、そばで羽を広げて、しばらくじ~っと日干ししていた。この前よりも2羽の距離が縮まっていて、ほっとする私。これからも仲良くね。

カラスの家族も「空の巣症候群」!?

6月26日の記事で、この辺りでは3羽のカラスが夏の晴天に羽を広げて日干しをする(たぶん)と書いたのだが、実はこの夏はまだ3羽のカラスを見かけていない。6月26日の記事に載せた写真でも、日干しをしているのは2羽のカラス。去年までは3羽のカラスが仲良く寄り添って、まるでコウモリ傘が3本並んでいるかのように、大きく羽を広げていたのに…。

3羽のうち1羽が少し小さかったので、両親と子供の3羽から成る家族だったのだろう。そして恐らく子供は巣立っていったということか。だから、今年は2羽のカラスしか現れないのだろう。しかし数日前に撮った写真を見ると、やけに2羽の距離が離れているではないか。子供が巣立ったあとの、冷め切った中年夫婦って感じで、こちらも身につまされながら眺めてしまった。

ところが、なんときょうは、とうとう1羽のみが現れて、ゆうゆうと羽を日干ししていた。写真は撮れなかったのだが、もしかして「空の巣症候群」のお母さんカラスだろうか!? それとも、お母さんに相手にされなくなって暇つぶしをしているお父さんカラスだろうか!?

よそのカラス一家のことを心配していたら、ネットを見ていた夫が話しかけてきた。「上沼恵美子夫源病別居しているらしいよ。完全別居の決定打は、大阪北部地震の時に別荘から自宅に帰ってこなかったことだって」

我が家の子ガラスが巣立っていくのは、いつだろう(と戦々恐々)。

湖畔の生き物

山奥の集落に暮らしていた時は、さまざまな生き物に遭遇した。家の周りに鹿サルが出てきたり、ヘビタヌキイノシシなど。家の中にもが入ってきたり、ガマガエルムカデカメムシカマキリヒルヤモリなど、なるべくなら出会いたくないような生き物が否応なく出現した。

新興住宅地に引っ越してからも、ムシや鳥や小動物には遭遇したけれど、その後、湖のそばの現在の家に暮らすようになってからは、湖畔の自然の豊かさを実感している。いろいろな生き物が生息している上に、湖畔の自然環境の中での生態を観察できるからだ。

例えば、朝から窓の外を眺めていると、スズメが遊びに来たり、が歩いていたり。ほぼ日に一度、イタチがうちの庭を横切るし、近所の飼い猫もうちの庭に侵入する。湖のそばの林には、たくさんの鳥類がいる気配だ。トンビタカ類?と思われる大きな鳥も、時々、優雅に飛んでいる。ここに引っ越してきた当初、オオタカ?の子供と思われる鳥がうちの窓に激突して、脳震盪を起こしたのか、窓の外で気を失っていたことがある。(その後、意識が戻って、飛び立っていったけど)。

それからカラス。夏の晴れた日には、家族なのか3羽のカラスが芝生の斜面で羽を広げて日干しする姿を見かける。まるでコウモリ傘が並んでいるかのような光景だ。といっても、本当に日干しかどうか、わからないんだけど。

↓ちなみに今はまだそこまで暑くないからか!?、羽を全開にしていない。しかも2羽のみ。

(潜在的)地震恐怖症 / seismophobia

2018年6月18日(月)の午前7時58分

大阪北部地震で、この辺りも震度5弱の揺れがあったらしい。「らしい」と言ったのは、私は震度5弱と思える揺れを体感していないからだ。

普段は車通勤の夫が、その日は夕方から打ち合わせを兼ねた宴会に出席するというので、私が珍しく職場まで送って行った帰り道に地震が発生。といっても、私はスマホのアラームにビックリしたものの、「もしかしてちょっと揺れたかな?」というくらいで、そのまま走り続けたのだ。(たぶん、アラームのせいで、前後の車も徐行してたけど)

その5分後くらいに帰宅すると、家の中も外もなにも変わっていなかった。鴨居にかけていたハンガーも、そのまま。しかしよく見ると、金魚の水槽の水が少しだけこぼれていた! 

地震発生時、学校(@京都)の教室にいた息子や、うちからさほど離れていない職場にいた夫も、ものすごい揺れだったと話していたので、揺れの恐怖を感じなかった私はラッキーだったのかも。

私はいまだに震度4までしか、体験したことがない。どうも潜在的な地震恐怖症らしく、太平洋岸にも、高層マンションにも、住みたいと思ったことがない。というより、絶対住みたくないのだ。地震国である日本に絶対安全な場所なんて、ほぼないだろうと思うけど、それでも地震が来てもまだ大丈夫そうなところを選んで住んでいるつもりだ。(とりあえず生き延びれそうなところ。)

そして今回なによりも実感したのは、家族が一番ということ。みんな無事で一緒にいられることが、本当に幸せなのだ。ありがとうね。

*関連記事「私の東京脱出の理由(阪神淡路大震災の日に)

子亀みつけた

玄関前で小さな亀が歩いていた。
夏になると、大きな亀を湖の近くで見ることがあるのだけど、これはきっと子亀。
無事に大きくなってね。

比叡山のセッコク

もう何年も前にもらったセッコク。夫が切った木の上に置いておいたら、いつのまにか花が咲いていた!

セッコクは、木や岩に着生するランの名前。比叡山の杉林にも着生しているらしく、台風のあと、セッコク好きの人が木から落ちたセッコクを拾ってきたものを分けていただいたのだが、何年たってもちゃんと咲いてくれるのが嬉しい。

ふと足元を見ると、雑草の中にも白い花が。雑草も意外と可愛いのね。草ぼうぼうの我が家の庭も、雑草の庭と思えばいいのかも。

ひからびるヤモリ

棚に埃がたまっているなぁと思い、夜遅くに掃除を始めたら、小さなヤモリを発見。色も薄いし、まだ子供のようだ。子ヤモリは慌てて方向転換。そのまま逃げるのかと思いきや、そこで止まってビクともしない。仕方ないので掃除は中断して、寝たのだが、翌朝見てビックリ。

ヤモリはまだ同じ場所に、同じ姿勢(というのか?)でいるではないか。夜の間に、姿を消すと思っていたのに。

夕方になっても、まだそこにいる。しかも色が少し濃くなってきたような。乾燥して、ひからびてきているような気が…。なんとかしたいけど、私には触れない。帰宅した夫に頼んで、外に放ってもらったので、たぶん大丈夫だと思うけど。ちなみに夫もその日、車庫でヤモリを見たらしい。もしかして家族かな。


*これはひからびる前のヤモリ

ヒヨドリ…かな?

今森光彦さんの『オーレリアンの庭』を見て以来、いつもにも増して窓の外をじっくり眺めている。春になると虫が増えるのは当然だが、鳥は一年を通して姿を見せる。

この季節になると、この家の前の住人さんが植えたサクランボの木に鳥がやってくる。サクランボといっても小さくて酸っぱくて、とても人間には食べられないのだが、鳥には美味しいらしい。去年まではメジロの一群が一斉に食べに来ていたが、今年は見かけていない。

代わりにもう少し大きな鳥がやってくる。鳥のことはよくわからないけど、たぶんヒヨドリか!? 部屋の中から口笛を吹いて呼びかけたら、振り返ってくれた! ちょっと嬉しい。

今森光彦『オーレリアンの庭』のシンクロニシティ

いつもは5時半起きだけど、きょうはお休みなので朝寝坊した。朝食の用意をしてテレビをつけたら、NHK今森光彦氏の『オーレリアンの庭』という番組が始まり、その心癒される映像に魅せられ、ずっと見入ってしまった。

今森光彦氏は、琵琶湖を臨む里山にアトリエを構える写真家として有名だ。そのアトリエは、たぶん私の大好きなドライブコースのあの辺りにあるんだろうな~と前から思っていたのだが、この番組ではそのアトリエを囲むお庭の四季をあますことなく見せてくれた。『オーレリアン』とは『蝶を愛する人』という意味だとか。今森氏は大好きな(やその他のいきもの)が集まるよう、庭にいろんな工夫を施している。番組の中では特に黒いアゲハチョウが舞っているシーンが印象的だった。

今森氏があちこちに手を入れて作った里山の環境…自然の色彩があまりに美しくて、心が癒されたのだが、その後、ふと外を見たら、我が家の庭にも黒いアゲハチョウが舞っているではないか!! 今年、黒アゲハを見るのは初めてだったので、思わず外に出て写真を撮っていたら、もう一羽、黒アゲハが飛んできた。それから白い蝶も! なんだか嬉しいシンクロニシティ!!

草ぼうぼうになってしまった我が家の庭も、自然のままだからこそ(!?)いろんな生き物が来てくれるのか!? 私も心癒すお庭を作りたいものだわ。

シリアも春の兆し(でもちょっと絶望的?)

ようやく暖かくなってきた。本当に久しぶりに庭の草むしりをしたら、桜が咲いていた!(実のなる桜で、いつも開花が早いのだ。)今年初めてのウグイスの鳴き声も聞こえたような・・・。

春の兆しに嬉しくなり、シリアのおじさまに写真を送ったら、シリアも花が咲いているよと写真が送られてきた。↓
とはいえ春が訪れても、平和が訪れる兆しはなく、いつまで耐え忍べばいいのだろうとおじさまは嘆く。
しかも雨はもう長いこと、一滴も降っていないそうだ。
それでもおじさまは神を信じて、祈り続けるのみ。
私にも祈ることしかできないけれど。