このところ夫の仕事が忙しく、朝早くに出て夜
遅くに帰る生活が続き、息子が「最近、お父さ
んにちゃんと会ってないなぁ」と言う。
それでもきょうは息子が寝る前に戻ってきたの
で、「なんだか久しぶり」と言われていた。都
会では、こんな生活が当たり前という人が多い
のかも。
算命学ではきょうが一年の変わり目。ちょうど
仕事の話も動き始めたし、新たな気持ちで、進
んでいこうっと。
びわ湖畔に暮らす翻訳家の物語
先日、負のエネルギーでこちらをまいらせる人の話を
書いたところだが、私の知人もその人について同じよ
うに感じていたことがわかった。彼女も、直感的に嫌
なものを感じて、その人とはなるべく接触しないよう
にしていたらしい。
すると偶然にも、彼女がよく知る人がその人のご近所
さんであることが発覚。その人の長年にわたるご近所
での評判が耳に入ったのだと。よく知るご一家の方か
らは、彼女だけでなく、私も早くその人と縁を切った
方がよいと真剣にアドバイスされたという。
ひぇ~っ、そんなすごい評判の人だったのか~と、改
めてビックリ。私たちの前では、かなり善い人を演じ
ていたのだろう。いや、もちろん本人は悪気はないの
かも知れないけれど。
長年、近所に住んでいると、見聞きしなくていいもの
まで知ってしまうだろう。私たちは知らない裏の顔も
あるのだろう。人間って、奥深くて、怖いなぁ~。
近所の友人の悩みをここ何年も聞いてきて、それはも
うそのストレスの素となっている人との関わりを断つ
しかないよねと、ずっと言ってきた。本人もわかって
いるけど、自分の思いだけで断てない付き合いもある
ので、余計にストレスなのだ。
だけど、ようやく一筋の光明が見えてきて、もう少し
の辛抱で状況が変わりそうな気配。
一方、私もこのところ人間関係のちょっとしたストレ
スがたまっていて、これまた自分の思いだけで勝手に
動けず、それで余計に辛い日々が続いていた。
しかし、こちらもそろそろ潮時。私もあと少しの辛抱。
もちろん、100%いいとか悪いとかいう人はいないのだ
けど、負のオーラを放つ人って確実にいる。一見、明る
くて、すてきな人なのに、なんだかエネルギーを吸い取
られてドッと疲れてしまう人。なんでか、こちらがいや
~な気持ちになってしまう人。思い切り悪い人だったら
こちらも平気で嫌えるけど、一見、善人だからタチが悪
くて、そんな善人を嫌がる自分に自己嫌悪!という悪循
環。人を見る目がない自分も情けないけど、いろんなも
のを抱えて生きている人がいるのだなぁと勉強になりま
した。
この間、テレビで見た接遇の平林都さんを見習いたいも
のだ!
久しぶりに整体師さんに来ていただき、体をほぐしてもらった。
ついでに、いつも通り、たくさんおしゃべりもして、心もほぐ
してもらった感じ。
毎回、多様な話題が飛び出すのだが、きょうはおもに宗教の話。
介護生活をしている身内が、新興宗教らしきものにはまりつつ
あるようで、大丈夫かしら…というのがそもそもの始まり。い
ろんなものを抱えて生きていると、心の拠り所を求めてしまう
のも当たり前なのだろうけれど。
宗教に限らず、あまりにも熱心になんらかの主義主張を信奉す
る人を見ていると、そういう心の拠り所がないと心が安定しな
いのだろうなぁと思ってしまう。
例えば、オーガニックな食べ物にこだわりすぎると、却ってそ
のこだわりの精神で不健康になりそう! 本当に健康な人は、
なにを食べても元気。
もちろん信念を持つことは大事だけど、こだわりすぎないよう
に気をつけたい。
ずっと前にもブログに書いたことがあるのだけど、
またもや昨晩、誰もいないのにドアホンが鳴った。
殆ど夜中近くに「ピンポーン!」と鳴ったので、
ギクッ。玄関まで行ってみた夫が「誰もいない」
と言うので、さらにギクリ。
夫がホームセンターで購入して取り付けた無線式
のドアホンなので、車の無線電波などで誤作動を
起こすこともあり得るみたいだけど、うちは車道
からかなり離れている。ここまで届くのかな~。
夫も気になるらしく、いろいろ調べたら、アリや
クモや湿気が原因となる場合もあるらしい。山の
中だから、こっちの方がアリか!?
ま、夫の元同僚みたいに、「山の中のお寺で夜中
に大勢の足音が聞こえてきた」という経験よりは
ずっといい。ちなみに彼らが窓を開けると、落ち
武者の集団が歩いていて睨まれたらしい。おお、
こわ~。(信長に焼き討ちされたお寺だもの)
きょうも快晴のいい天気!
ここのところ、周囲でいろんなことがあったので、
きょうはひとつ心も体も清らかにするためにも、
そして今のところ我が家の状態も落ち着いている
ことに感謝するためにもお参りに行こうという話
になった。
近所のママ友もそれを聞きつけ、一緒にお参りし
たいということになり、午後から二家族で山のお
寺に出かけた。桜や湖や新緑などの景色を堪能し
ながら、人もまばらなお堂をいくつか訪ねて、お
祈りや散策をした。
山の中を歩いているだけで心が洗われる気がする
し、仏様の前に座るだけでありがたい気持ちが沸
いてくる。子どもたちは子どもたちで楽しそう。
帰りに公園に寄って、中華屋さんでご飯を食べた
ら、またも地域のことで熱い議論が始まった。動
きが遅くてじれったいけど、今年はいよいよいろ
んな意味で変化があるかも!?
帰宅後は、別のご近所さんがFOMAのデータ通信の
使い勝手を見にやって来た。その最中にも、別の
ママ友からPTA委員会のことで電話が入り、朝から
晩まで地域にどっぷりの一日だった。
ホントはきょうはあるパーティに招かれていたの
だが、どうしても気が進まず、私たち夫婦にとっ
ての原点、というか私にとっての聖地を訪れたこ
とで、気持ちがすっきりした。山の力、そして仏
像の力に感謝!!!
ここでは、今が桜が満開! きょうもいい天気!
珍しく夫も早く帰宅できたので、三人で近所のカフェで
軽食をとってから買い物に行く計画だった。
ところがカフェの前の国道を、消防車や救急車が何台も
走って行く。消防団の呼び出しもないから、事故か遭難
だろうか。やっぱり気になるなと、買い物とは逆方向に
車を走らせていると、その辺りに住んでいるママ友から
携帯で「今すぐ来れる?」。急いで行ってみると、山で
行方不明の人がいて、たまたま現場近くに居合わせた外
国人のご夫婦が心配しているので、説明して欲しいとの
こと。私たちも、捜索の人たちが戻ってくるまでの時間
を一緒に過ごした。いろいろ話を聞きながら…。
暗くなった頃、行方不明者は遺体で発見された。殆ど知
らないその人の訃報を聞いて、知らない者同士で抱き合
ったり、手を握り合ったりして、悲しみを分かち合った。
こんな美しい日に、こんなことが起こるなんて、誰も想
像できなかったはずだ。そして、こんな形で私たちがこ
こで出会うなんて。
「誰が悪いのでもない、こういう運命だったのだ」と、
遠い国から来た女性は言った。人の人生は、ホントにひ
ょんなことで変わってしまう。本当に不思議な運のめぐ
り合わせだ。あの場にいた誰もが、きょうのことは一生
忘れないだろう。
子どもたちだけは、大人が忙しくしているので、これ幸
いと思い切り無邪気に遊んでいた。