きょうは地元の夏祭り。宿直明けで休みをとった夫は、午後から会場
の準備に追われた。普段は閑散としているこの地区に、帰省客が大勢
集まるこの時期、キャンプ場の広場でゲームや盆踊りや抽選会などで
盛り上がるのだ。
同じ日に開催される隣町の夏祭りでは、花火大会があるという。出店
も多く、花火もかなりの迫力と評判だ。そこで、受付としてがんばっ
ている夫を残し、近所のお友達と一緒に途中で会場を抜け出して、花
火を見に行こうと計画していた。
ところが、子供たちは保育園の仲間と出会った途端に、そこら中を走
り回って遊び始め、花火大会どころではなくなった。結局、遊び続け
る子供たちを見守りながら、私たちもお喋りに興じることに。
長時間、硬い椅子に座り続け、お尻が痛くなったため、立ち上がって
伸びをしたら、受付の席でタバコをふかしている夫の姿が目に入った。
あれ~っ? 禁煙していたはずなのにぃ!?
と、何気なく振り返った夫と目が合った。その驚愕の表情といったら。
悪さがみつかったときの息子と同じではないか。
いやぁ、いいものを見させていただいた…と今も思い出してほくそ笑
んでいる。
*最近、写真を撮るたびに木霊ちゃんチェックをしているが、子供や
お祭りに集まりやすい気がしている。