友人に教えられて、きょうはデパートまで「水木しげるロード展」に
出かけた。ゲゲゲの鬼太郎が大好きで、今や妖怪博士(?)になりつ
つある息子が大喜びするだろうと思っていたのだが、いやはや…。
会場前を鬼太郎の着ぐるみがうろちょろしているのを見て、「こわ~
い!」と言うなり逃げ出して、入場を拒否してしまったのだ。別の階
に移動して、しばらく時間つぶしをして落ち着いてから、「着ぐるみ
が来たら、隠してあげる」と約束をして、ようやく会場へ。
会場へ入ると、息子は夢中で展示品に見入っていた。ああ、楽しそう
でよかった! と思いきや、今度は会場内に着ぐるみが登場したため、
外に出られない! お陰でもう一度、展示品をゆっくり見て回ること
ができた。
夏休みの週末ということもあるのだろうが、会場には常時、老若男女
が大勢いた。私も、息子に負けないくらい展示品に見入ってしまった。
妖怪って、みんな大好きなんだなぁ~と改めて認識した。
水木さんによると、現代は街灯、蛍光灯、ネオンなどで町も家も明る
くなりすぎて、妖怪が棲める場所がどんどんなくなっているらしい。
妖怪がいなくなって、おぞましい人間だけの世の中になっては困る!
と水木さんの絵を見て、つくづく思った。
*残念ながら、怖くて妖怪たちとの記念撮影はできなかった。