先日、動物病院でもらってきたフィラリアの薬をいよいよ飲ませる日
がやってきた。朝、小さい薬を3錠。その3時間後に大きいのを1錠。
夕方、また小さいのを3錠。ただし、大きい薬はもしかしたら犬が死ん
でしまうかもしれないほど強力なので、飲んでから1時間後に様子を確
認しなくてはいけない。
当たり前だが、夫も子供も家にいないので、私ひとりでどきどきしな
がら薬をやったが、夫も気になるようで、電話をしてきた。
さて1時間後。様子を見に行くと、いつものように犬小屋でぐっすり眠
っているが、なんとなく息が荒い気がして心配になって近づくと、あら
不思議…普段は決して起きないくせに、私の気配を感じて目を覚ました。
そして珍しく小屋の外にまで出て来るではないか。
このところ、日中は死んだように眠っていて、ちょっとやそっとのこと
では決して起きなかったのに。ともかくも、元気に生きている。よかっ
た、よかった。
夕方近くになると、今度は吠え始めたりして、なんだか前よりずっと元
気になった気がする。少々うるさいけれど、よかった、よかった。
