きょうも一日、家にこもって仕事をした。(途中、ちょっと
うたた寝してしまったが。)息子は予定通り、校外学習で楽
しい一日を過ごしてきた。(リクエストに応えて、久々にカ
ービー弁当を作った。)夫が少し遅めに帰るというので、そ
れに合わせて夕飯を作っていた。(遅いと言っても7時すぎ
だが。)
で、台所に立っていたら、頭に何かを感じた。虫かな?と思
って、髪をさわってみたが、何ともない。また何かを感じて、
またさわってみたが、何ともない。ちょっと頭皮がビリビリ
という感じ。
このところ、仕事の疲れか耳の調子がおかしいので、頭皮の
神経もおかしくなっているのかも。仕事が終わったら、病院
にでも行ってみようか…。などと考えながら、炒め物をして
いた。
と、その「ビリビリ」が、頭から頬の辺りへ移動してきた。
え、まさか!? 私は「ぎゃ~!!」と叫んで、狂ったよう
に頭を振り、手で自分の頬をはたいていた。
やはり。ムカデが床に落ちて、棚の奥の方へ消えて行った。
私は相変わらず「きゃーきゃー」言いながら、火を消して、
ソファの息子のところへ行き、興奮して報告した。
「火がついたのかと思った」と驚いていた息子は、ムカデの
知らせに安心して、大人びた様子でこう言った。「まあ、ま
あ、ちょっと落ち着いて!」これが自分だったら、もっと大
騒ぎするくせに。
ムカデがまだ台所にいるかも知れないので、私は調理を中断。
帰宅した夫に話したら、なんと懐中電灯で奥の奥にいたムカ
デを発見して捕まえてくれた。(うちではトングが活躍!)
これで私は安心してご飯を作ったのだが、ん~、あまりの衝
撃の事件に興奮してしまいました。とりたてて何もない、平
穏な一日のはずだったのに。
*裏のおばちゃんが持ってきてくれた名前を忘れた野草(?)。
おばちゃんの言葉通り、ゆがいてゴマ和えにしました。