昨日の夕方、消防団長さんの作業小屋を通りかかったら、地元の人
たちと酒盛りをしている様子だった。
その後、夜の10時半くらいになって、静寂の中、夫とふたりでパソ
コンや読書をしていたら、何か音がする。「雨?」と言うと、夫は
「違う」と耳をすませ、窓を開けて、「山が崩れてるんじゃないか」
と言う。木がメリメリと音を立ててると。
ふたりともパジャマだったので、夫は消防団の制服を着て、私も上着
を羽織って、外に出た。すると消防団長さんの作業小屋にはまだ明り
がついていて、話し声が聞こえてくる。まだ酒盛りは続いていたのだ。
そこで、ドアをドンドン叩いて、山が崩れる音がしたと伝えると、
「ああ、あそこは今朝も少し崩れとったが、大丈夫だ」とのこと。
「それより、まあ中に入って、一杯やれ」。ついでに、消防団の制服
は団長の出動命令がない限り、勝手に着て出て行ってはいけないの
だと教えられた。
私はなんとか30分ほどで逃げたのだが、夫はその後、2時間近く捕
まって、帰宅したのは夜中すぎ。ふたりとも、すっきりと疲れがと
れないまま新しい週を迎えたのである。
で、今朝、山を見てみると、確かに上の方が新たに少し崩れていた。
これくらいは大丈夫なのだと、今朝も近所の方が言っていたので少
し安心。そして洗濯物を干して、パソコンに向かったら、大きなム
カデが床を歩いているのを発見。急いでトングを取りに行って戻
ってきたら、見失ってしまった。ああ、まだこの近くにムカデがい
るはず。そう思うと気が気でない。
お昼になると空が曇ってきたので、急いで洗濯物を中に入れたら、
いきなり雨が降ってきて、ものすごい土砂降りになった。ああ、また
山が崩れないかしら…とドキドキ。雷も近くで鳴り始めたので、パソ
コンも切って、しばらくおとなしくすることに。
昼間とは思えないほど辺りは暗くなり、きょうはなんだか怖いこと
が多い!!と思いながら、気がつくと昼寝をしていた私。
さて、今夜はふたたび水道についての会合がある。今度はどんな展
開になるのやら。
*前から崩れていた山が、さらにまた少し崩れた。