きょうは息子もプールがあったり、習いものがあったりで、
疲れているはずなのに、夕飯後に「ホタルを見に行こう!」
と三人で散歩に出た。家のすぐそばの橋の上に立つと、多
いときで10匹ほどのホタルが舞っている。
川向こうの週末カフェにも小さな明りがついている。どうや
らオーナー夫妻が、平日にも関わらずホタルを見にいらして
いるようだ。
と思ったら、近所のおじさんの軽トラが明りを暗くして、ゆ
っくりと川辺を走っていく。おじさんもホタルを見に来たの
だろう。一度止まって、しばらくしてから車は走り去った。
ホタルで有名な別の谷まで行ったに違いない。
気が付いたら、カフェのオーナー夫妻も橋の上に来ていて、
しばしお喋りしながらホタル鑑賞。その後、別れを告げて、
私たちは真っ暗な川沿いの道をしばらく散歩した。途中、枝
を踏む音がしてドキッ! 恐らく鹿だったのだろう。
三人で手を繋いで暗い夜道を歩いて帰っていたら、息子が何
度も「田舎の生活っていいねえ」と繰り返した。このところ、
地域のいろんな問題に直面しているけど、息子がそう思って
くれていることに救われたような気がした。
ホタルはいいですよね~。
あの幻想的な光りかた。
なんか、この世のものじゃないみたい。
小学生の頃、毎年のように親の田舎
までホタルを見に行っていたことを
今でも思い出します。
スリランカでは、ひとだまかと思う
ほど大きなホタルを見て、ビックリ
しました。ほんと、この世のものと
は思えなかった!