急に息子が髪の寝グセを気にするようになり、毎朝、私に直して
くれと言うようになった。水曜日に同級生の女の子と習いものに
行くときは、彼女宛ての手紙を書いていた。ちょっと色気づいて
きたか!?
昨日の習いものの帰り、息子とその女の子は真剣に今年のクリス
マスはサンタさんに何をお願いしようかと話し合っていた。タイ
ムマシーンがもらえたらいいなとか、魔法の手がいいなとか。
ふたりは去年まで保育園のクリスマス会でサンタさんと遭遇して
いた。無邪気にサンタさんの存在を信じている息子は、家にもサ
ンタさんから手紙がきたとか、サンタさんにメッセージをそえて
ケーキを準備していたら、翌朝ケーキがなくなっていたとか、真
剣に話している。女の子も、家でキャンディやイチゴをサンタさ
んに準備していたら、やはりなくなっていたと報告しながらも、
保育園に登場したサンタさんには懐疑的で、「髭も輪ゴムでつけ
てただけちゃうん?」などとシビアなことを言う。息子も、「そ
ういえば、雪が積もっていたのに、靴には何もついてなかったな
ぁ…」などと思い出している。
私は吹き出しそうになりながら、羨ましい気持ちになってしまった。
*夫が上司宅で採ってきたナツメ。おいしいです。