以前、我が家に取材にいらしたことで知り合った編集者の方が、
京都の町家に引っ越したと知らせがあった。一階はギャラリー
としてこのお正月からオープンしたというので、友人と誘いあ
わせてでかけることにした。
約束の場所で友人と落ち合うと、なんと友人は偶然、そこでお
姉さんと鉢合わせていた。そして到着したギャラリーでは、彼
女の親戚のおじさんと鉢合わせ。彼女と出かけると、彼女の知
人に偶然に出会うことがしょっちゅうあるのだが、きょうもす
でに二連発。
ウナギの寝床のような町家は、意外と広い。奥のお庭や離れも
含めると、かなりのスペースだ。寒さを覚悟して出かけた町家
だが、オーナーのお人柄か、心身ともに温まるような雰囲気に、
すっかり長居をしてしまった。
彼女の培った人脈で、これからすばらしい企画が次々と実現し
そうで楽しみだ。ようやく帰ろうと思った頃に、また別の知人
が登場し、最後まで嬉しいサプライズ続きの一日だった。
*「おくどさん」も使える状態だ。