きょうは代休

きょうは雪まつりの振り替え休日のため、息子とふたりの一日を
過ごした。息子も疲れがたまっていたのか、いつのまにかこたつ
で昼寝をしていた。

この雪まつり、過疎地区振興のために始まったものだと思われる
のだが、折からの財政難で県や市からの補助金も削られ、予算の
上でもきつくなっていると聞く。開催は、運営委員会を始め大勢
の地元民のボランティアで成り立っている。公のイベントである
ために、当然ながら儲けはなく、連休をつぶして都市部からやっ
て来る人たちのために、働くのだ。

都市部からやって来る人は、一面が雪の別世界を楽しむのだろう
が、毎日、雪かきに追われている地元民にしてみたら、わざわざ
雪の中で一日過ごしたいわけがない。なんのために連休をつぶし
て、こんなことをしているんだろう?と思うわけだ。

子どもたちは別として、雪まつり開催を喜ぶ地元民はほぼいない。
これが地元振興なのだろうか?と疑問がわく。しかし、一度始ま
ったものを、止めましょうと言える責任者はいないのだろう。

これまでのところ、雪不足のためにほぼ一年おきに開催が中止さ
れる雪まつり。来年は中止になることを、こっそり祈りながら、
疲れを癒している…。

12feb08

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