当地のお寺で、きょうから毎年恒例の夏の修行が始まったが、
夫は仕事が忙しくて、今年は不参加。
午後、ほら貝の音が聞こえると、私と息子は家を飛び出した。
先頭の行者さんが、駆け出して来た息子を見て、「○ちゃん、
こっちこっち！」などと呼びかけて下さる。そして毎年のよ
うに、道路脇に座って、行者さん一行のお加持を受けた。
後姿を見送って、家に帰ってしばらくすると、ピンポーン！
玄関先には見知らぬおばさんが立っている。カバンから何か
書類を出そうとするので、「宗教の勧誘？」と身構えたら、
引き伸ばした写真プリント。去年のきょう、私と息子が行者
さんのお加持を受けている写真だった。
毎年、当地の夏の修行＆お祭りを見にいらしている方のよう
で、去年、ここで撮った写真をわざわざ持って来て下さった
のだ。さっき、お加持を受けていた別の地元の方に写真を見
せて尋ねたところ、うちに案内されたらしい。
息子にとっても、いい記念となる写真！降ってわいたプレゼ
ントに母子で感謝した。これで、お加持をしている行者さん
が夫だったら、完璧だったのになぁ～。
＊その後、しばらくしてから車で郵便局に行ったら、行者さ
んの列に追いついてしまった。
