きょうは夕方から小中PTAの親睦会が行われた。場所は山の
中のキャンプ場。少し遅れて到着すると(帰りの足がない
という近所のおばちゃんを、仕事帰りの夫が迎えに行った
のだ)、すでにバーベキューが始まって、中学の家庭科の
先生が焼きソバを作ってくれていた。
あまりの過疎地ゆえ、隣り合う二つの町の子どもたちが、
市&県の違いを超えて、ひとつの小中学校に通っている。
地域が違うために、学校の行事でもないと、親同士はなか
なか顔を合わせる機会がない。なので、きょうはゆっくり
とみんなでお喋りができた。先生方も、赴任してくると大
体みなさん、この地域のことを大好きになって下さるよう
だ。自然がいっぱいあって、子どもたちが純朴(?)だか
ら。
私は中学の英語の先生と、話し込んでしまった。元ご近所
さんと判明したからだ。ここに越して来る前に住んでいた
地域の問題も、今になって初めて知った。先生も、私と同
じように「母として、PTAとして、地域の一員として、仕事
をもつ女性として」、いろいろな問題と直面しておられる
ことがわかり、親近感を覚えてしまった。
一方で、息子は延々と走り回って遊び、夫は男性グループ
の中で下ネタで盛り上がって(?)いたらしい。ああ、明
日が休日だったらなぁ。
*隣町のキャンプ場目指して、どんどん山の中へ…。
主人の実家がちょうどこんな感じです。山深い中にある地域なのですが、主人の父がかつて教育委員をしていたとき、過疎化で学校を存続させるのに子どもを増やすため、山村留学を始めたのです。今でもあまり子ども達の数は多くないですが、地域全体で子ども達を育てている感じがあり、都会とは違って付き合いが濃いですね。それがいいか悪いかは分かりませんよ。でも、昔ながらの地域の付き合いがあるから安心して子育ては出来る環境だと思います。
ここでも山村留学を受け入れていたようですが、それも今では廃れてしまったようです。確かに、家族ぐるみの濃い付き合いかも…。今のところ、子ども自身がここが大好きと言うので、よしとしていますが。
過疎地はどこも似たような問題に直面しているんでしょうね。