掃除はやりだすとキリがない。いや、普段からきちんとしていないということか。それでも家族全員で、一斉に掃除をするのは楽しいし速い! 適当なところでよしとして、また仕事に取りかかっている。
薪ストーブも活躍しているが、思ったほど部屋は暖まらない。隙間は塞いだつもりだが、夫によると問題は天井だという。薪を焚いても、暖かい空気がどんどん天井から抜けていってるらしい。
築100年以上と思われるこの家の屋根は、茅葺の上にトタンをかぶせてある。入手したときは資産価値ゼロの建物であったが、大工さんの力でここまで蘇った。しかも屋根が軽いせいか、地震の揺れも小さい。(建具がガタガタと鳴らなければ、地震と気づかないことも。)
見栄えのよさや喋りの上手さに騙されて、大枚はたいて偽装マンションを買った人もいるけれど、日本古来の伝統や昔かたぎの職人さんこそ信用するべきだ。来年は私も含め、みんなの心がもう少し温かく、美しく、愛情深くなりますように!